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2022.03/14 e-Power

表題は日産自動車で開発されたハイブリッド機構の商標だが、トヨタ自動車のようなエンジンとモーターを協調動作させる複雑な機構ではなく、単純にエンジンを発電機として使い、動力はモーターだけで走る車である。


20世紀に、エンジンで発電し、その電力を使ってモーターで走行する車はエネルギー効率が悪いという理由で、トヨタ自動車のようなハイブリッド車が開発された。


これはエネルギー保存則を考慮すると正しく、e-Powerは、科学的な視点から燃費の観点で不利な仕組みとなる。しかし、自動車が等速で走る時の現象の説明としては正しいのだが、自動車はいつも等速で走っているわけではなく、時には赤信号で停車する。


その時ブレーキを踏む代わりに、発電する負荷を利用してスピードダウンし停車する技術が開発された。すなわちエネルギー回生システムである。さらに、内燃機関を発電機として利用するときには、エネルギー効率の高いところだけで運転できる。


これらの技術を合わせると、トヨタのような複雑なハイブリッド形式ではなく、単純な機構のe-Powerでも遜色のない燃費となる。


実は、1か月ほど前に日産自動車オーラ4駆を購入してその燃費の良さに驚いている。今までジューク4駆に乗っていたのだが、ターボ車だったために1lあたり10kmを切る燃費だった。


ところがオーラをスポーツモードで乗っていても15km以上の燃費で、遠出をすれば20kmまで伸びる。少なくとも1.5倍以上の燃費で加速感、特に発進時はターボ車よりも刺激的である。しかも静かだ。


科学的に考えると実用化アイデアとして20世紀に否定された技術だが、e-Powerは、100%電気自動車としての味わいもあり、自動車用動力として面白い仕組みである。燃料をバイオディーゼルあるいは水素とすればそのまま環境対応動力となる将来性を感じさせる技術だ。

カテゴリー : 一般

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