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2017.04/22 オーディオ商品(1)

1970年代に空前のオーディオブームがあり、バブル崩壊までその勢いが続いたが、バブル崩壊とともに衰退した。しかし、最近ささやかなブームが起きつつあると言われている。

 

秋葉原の電気店のオーディオコーナーには、レコードプレーヤーまで再登場した。しかし、かつてのトリオとかサンスイ、オーレックス、オットー、ローディーなどのブランドは消失し、ビクターはささやかなアクセサリーメーカーに変わった。

 

一方、スピーカーは海外メーカーのブランド商品が増え、日本製の高級スピーカーを置いていない店も出てきた。WEBを調べると4社ほどホビーとしての手作りスピーカーメーカーが国内に登場している。

 

日本のポピュラーな総合オーディオメーカーはオンキョーとデンオン、ヤマハぐらいで、パイオニアはすでにオンキョーに吸収されてブランドだけ残っている状態である。高級アンプ専業メーカーは、ローテルやマランツ、ラックスマンはじめ幾つか生き残っている。

 

おもしろいのは世の中の商品がデジタル化された時代にオーディオ商品は、アナログ技術がデジタル技術と対等あるいはそれ以上の付加価値技術として扱われている。科学的視点で見れば、信号を正確にかつ安定に伝送するためにはデジタルの方が優れているにもかかわらず技術が十分に熟成されたアナログ商品が重宝がられている珍しい分野である(続く)。

 

 

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