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2017.04/23 オーディオ商品(2)

オーディオブームの時代にフォークソングブームが並行して起きている。この音楽ブームはニューミュージックの潮流を創り出し、それまでポップスといえば海外音楽の焼き直しソングが主流だった。それを独自和製音楽にイノベーションし、J-popとして発展させて世界でも通用するグローバル歌曲も創られる時代になった。

 

例えばPPAPのような不思議な音楽がインターネットでボーダーレスで流行した。テキ屋のヤーサンをモチーフにしたスタイルがどこまで理解されたか分からないが音以外に視覚も重要な要素になった。

 

このような時代に音だけのオーディオ商品は無くなるだろうと思っていたら、団塊の世代がリタイアして時間とお金の余裕のある購買層が生まれたために、ささやかなオーディオブームが起きたのだろう。

 

もしかしたら、と思い、秋葉原からお茶の水へ足をのばし、楽器店を覗いたところ,ギターが少し売れる時代になったという。ギターも1970年代には、S-ヤイリ、K-ヤイリ、モーリス、アリア、ヤマハ、木曽スズキ、キャッツアイ、カスガ、タカミネなど国産ギターメーカーが雨後の竹の子の如く生まれている。

 

このギターの世界も、1970年代のマーティンやギブソンのコピー商品の時代から今や、各社独自のサウンド設計による商品が販売される時代になった。オーディオ市場は技術を考察する対象として理解しやすいがギターという商品は職人作業の結果のように誤解されがちだ。ところがアコースティックギターにもこの50年近くその技術の発展史がある。

カテゴリー : 一般

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