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2019.06/10 「いだてん」のつまらなさ

昨日のNHK「いだてん」では、人見絹代が登場したり、日本女子体育大学大創設者が紹介されたり、と日本女子スポーツの発展史を紹介した物語である。

 

ところがそれをありきたりのドタバタ劇でまとめたような回であった。ハードル競技で本当に女子の肌の露出が大きな社会問題になっていたのか調べてみたが、インターネットで調べた限りドラマのような事件になっていない。

 

ゆえにドラマはフィクションなのだろうが、それならばそれで、日本女子体育大学なり人見絹代なりの物語を膨らませたほうが視聴者にはわかりやすく、またドラマとしての筋がとおったのではないか。

 

昨日は竹早女学校の封鎖事件で来週に続くとなったが、これがなぜここまでにならなければならないのかぴんと来ない。

 

視聴率の低迷が指摘され、関係者が物語を面白くしようと努力されているのはよくわかる。しかしそれがドタバタ喜劇とオリンピックに情熱を傾けた人たちの物語を足して2で割ろうとしているのが見えすぎである。

 

そして、その計算結果を間違えている。ありきたりのオチに工夫のない小噺の連続でつまらないのだ。たしかに東京オリンピック小噺という副題がついているが、年末までこの小噺をとても聞く気になれない。

恐らく視聴率は今後も落ち続け、5%以下になるのではないか。これだけの豪華キャストと東京オリンピック控えての番組でそこまで下落したらそれはそれで話題になると思われる。皆でこの番組を見ないように運動しても面白いかも。

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