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2020.03/25 騒動

未曽有の騒動で社会のこれまで想像されなかった問題やこの騒動の大きさからはどうでも良いような問題までごちゃ混ぜにWEBニュースで報じられている。

 

おそらく新聞の良い点は、このような場合にニュースを整理して伝えてくれることだろう。会社を創業した時に新聞を辞めた。理由は単純で、電車に乗らないから。

 

さて新聞をやめてから今日までそれなりにニュースを選んで読んできたつもりだが、子供が大学生になってから教育問題のニュースをあまり読まなくなったことに気がついた。

 

今回学校休校でやたらこの問題に関するニュースを読む機会が増えた。その結果最近の小中学校の話題に疎くなっていたことに気がついた。

 

しかし、通知表については今も昔も変わらない。卒業式が無くなったので通知表をいつ渡すのかという問題から通知表は先生の主観でつけられており問題だという話までニュースになっている。

 

前者は卒業式が無くなった異常事態なので取り上げても良いかもしれないが、後者はわざわざ今取り上げる問題ではない。

 

人間の評価について完璧な客観評価求めても無理である。また、自己の学びと成長のために他人の評価を聞くのは有効であるが、それで右往左往するのは人生の無駄であることを小学生の時から教えるべきだろう。

 

悪い評価ならば、それを反省し修正してゆけばよいのだ。子供には、この先生の評価は悪かったけれど親は子供を評価している、これからも頑張ろう程度のことを納得させればよいのではないか。

 

会社の評価は昇進に響くが、評価を気にしすぎて思い切った行動のできない人は多い。しかし、それで人生が楽しいのだろうか。

 

当方は写真会社の多面評価システムでいかに評価を客観的にしようとしても難しいかを学ぶことができた。ゴム会社の人事部長が言われていたように、当方については、良い評価をつける人と悪い評価をつける人が明確なのだ。

 

悪い評価にも納得をしているし、たとえ無記名であってもその内容からそれをつけたであろう人の顔は浮かんでくる。仕事で衝突した人である。

 

また、評価をつける立場で言えば、今後の成長のためにこの点を反省してもらえると、など少しでもマイナス点が浮かべば、誠実な人物に対しても良い評価をつけられない。

 

すべてを高い評価でつけていては評価者が仕事をしていたかどうか疑われるのだ。多面評価では、その人のキャラクターを示す評価グラフになるが、それを見る立場になると分かっていても気持ちの良いものではない。

 

他人の評価に対して少しでも心が揺らぐのが人間というものだろう。他人の評価に全く無頓着な人は見ていると少し変わっている。凡人は皆他人の評価に対して心が揺らぐものだ。だから揺らぎを収めるためにそれから学び、周防猿まわしの猿の如く反省すればよい。

 

若い人に申し上げたい。人の評価については自己評価と自己の努力の方向を見据えて聴くのが寛容で、人生がそれに振り回されてはいけない。

 

誠実に仕事を行い成果を出しておれば、大きな出世は無くてもクビにはならない。学校の成績も同様で、今は大学に行きたければ全員どこかの大学に入れるし、いやな先生ならば忘れ去ればよい。

 

社会では偏差値の高い大学を出たから優秀な人だと思っている人は少なくなった。大学の偏差値を売り物にするのはせいぜいTVのクイズ番組くらいだろう。

 

成績や評価でくよくよするよりも今はコロナウィルスに感染しないよう手洗いを真剣に行うことが大切だ。

カテゴリー : 一般

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