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2025.03/05 AIの進歩で変わること

生成系AIの進歩が著しい。登場時にはハルシネーションに悩まされて、プロンプトエンジニアリングの重要性が叫ばれたりしたが、ひと工夫するだけでまっとうな答えが出てくるようになった。


形式知と一部の経験知については、ほぼ間違いなく答えてくれる。こうなってくると、アカデミアの存在意義が怪しくなってくる。アカデミアだけでなく学校教育の在り方にも影響が出てくるはずである。


かつて、詰め込み教育が問題となって、ゆとり教育の時代となり、その世代が社会に出てきたら、ゆとり世代の問題が議論され、一部の教育指導要領が昔に戻された。


かわいそうなのはゆとり世代である。しかし、AIの登場はそのゆとり世代への大きなプレゼントとなるのではないか。


詰め込み教育を受けた立場では、ゆとり世代のゆるいと言われたその頭脳がAIの活用で新たな価値を生み出すことを期待したい。


AIを自由に使える時代には、形式知を知っていることは大したアドバンテージとならない。むしろ知らないことに対する気づきが大切であり、AIを躊躇なく味方につける柔軟さこそ求められる。


そのような時代に技術者はどうしたらよいか。実はAIの台頭もDXの一環であり、技術者がDXするコツは今月19日に開催されるゴム協会のシンポジウムで明らかにされる。

カテゴリー : 一般

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