2025.04/04 オブジェクト指向と問題解決
20世紀に問題解決と言えば科学的に行うことが常識だった。TRIZやロジカルシンキングはじめ科学的という香りを放つ問題解決法が賑わっていた。
しかし、一方でアメリカでは1970年代から始まったトランスサイエンスの認識が広がり、ソフトウェアー技術が日本とは異なる姿で発展した。
やや省略した表現となったが、日本では科学的に拘り過ぎて、データ中心の考え方が発展しなかった、と捉えていただきたい。
そして、そのデータもオブジェクトとしてとらえる考え方が、1990年代にアメリカに誕生して、第三世代のAIブームにつながる。生成系AIはデータ駆動で動いている、と言えばこの流れをすぐにご理解頂けるのではないか。
それでは、オブジェクト指向の問題解決法とは何か。これについては、先月19日の日本ゴム協会シンポジウムで2時間講演している。
結構反響があり、問い合わせが来てうれしい悲鳴を上げているこの頃です。ご興味のあるかたはお問い合わせください。当日用いた資料の一部を参考資料として閲覧できます。
カテゴリー : 一般
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