2025.05/17 大の里頑張れ!
大相撲夏場所が、両国国技館で開催されているが、連日満員御礼である。相撲人気が高まりつつあるような印象を受ける。舞の海のラジオ放送も好評の様である。
さて、大の里には今場所初土俵から13場所目の横綱がかかっている。春場所に続いて2場所連続優勝を果たせば、横綱審議委員会の昇進内規に基づき、文句なしで横綱昇進となる。13場所での綱取りは、輪島の21場所を抜き、史上最速だ。
師匠である二所ノ関親方(元稀勢の里)以来となる日本人横綱の誕生の期待が集まっている。昨日までの取り組みを見ていると、難敵高安にも勝って順調に見える。
琴桜の調子が今一つで、ふがいない横綱なので恐らくこのまま優勝するのだろう。今の関取の顔ぶれでは、大の里に立ち向かえる力士がいないので、白鳳以上の長い横綱在位の期待もできる。
スポーツにおいてライバル不在の状態は、見てる側は面白くない。強力なライバルと切磋琢磨して勝敗が決まるのが面白い。フィギュアスケートの人気が落ちてきてTV放送が少なくなったが、ライバルとなるロシア勢不在では仕方がない。
浅田真央選手は運悪くキムヨナという最強ライバルがいて、オリンピックで金メダルを取れなかったが、そのキムヨナに何度も世界選手権では勝っていた。
ソチオリンピックでは6位に沈むが、そのフリーだけの得点ではキムヨナに勝つという壮絶なドラマを演じている。浅田真央伝説はここから始まっているが、格闘技である相撲ならば、大の里と互角に戦える力士が出てきて欲しい。
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