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2025.06/08 玉木代表は困っている?

7日、佐賀市で開かれた連合佐賀の参院選総決起集会で、「古古古米はニワトリさんが一番食べている。」と立憲民主党の原口一博衆院議員=党佐賀県連代表=が発言したという。(西日本新聞6月7日版)

国民民主党の玉木雄一郎代表擁護の発言らしいが、おそらく玉木代表は困っているに違いない。一方原口議員は、備蓄米を減価償却の考え方で処理すると言った小泉農相の気持ちを理解していないようだ。

すでに市場の現象から明らかになってきたのだが、今回の米騒動は、一部の卸業者が価格を操作している。そのため、米の価格高騰を抑えるために,本来の用途ではない備蓄米を減価償却の考え方で価格設定して放出しようと決めたのである。

分かり易く言えば、国民の主食である米に対して、テロと言ってもいいような行為をしているグループに宣戦布告した、異常事態における苦肉の策である。

そもそも備蓄米は、災害対策として国民が食べるために備蓄されていたのであって、家畜の餌が目的ではないのである。過去においては、米の価格が安定していたので、余った備蓄米を廃棄するのがもったいないので家畜の餌として使用していた。

これはコココ米が人間の食べ物ではないことを意味しない。減反政策の一環として新米の一部を家畜の餌に回していることを忘れてはいけない。

こうした経緯を知ってて、いや国会議員なので知っていてもらわねば困るのだが、家畜の餌発言をした玉木代表は、慌てて謝罪をしたのである。

玉木代表は早く自分の発言を国民が忘れてくれることを願っているのに、原口議員の発言である。このような発言を野放しにしている立憲民主党も国民民主党と同じく国民感覚を理解していない政党なのだろう。

もし、玉木代表が家畜の餌発言を本当に反省しているのなら、立憲民主党にクレームを入れるべきではないか。しかし、それがなされていないことから、玉木代表の謝罪もうわべだけのものかもしれない。

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