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2025.06/11 DXで技術者の仕事が変った(3)

バブルが崩壊した時にタグチメソッドがアメリカから逆輸入された。写真会社に転職後間もない時に田口の講演を聞き、タグチメソッドの導入を提案している。


3年間直接田口から指導を受けたのだが、ゴム会社の経験談を話したところ褒められた。当方は田口がアメリカでタグチメソッドを普及されているときに、類似の方法で実験を行っていた。


ただし、当方が外側に配置したのはSN比ではなく、相関係数である。直交表の外側に相関係数を配置して実験計画法を行うと、最適条件が正しく求まった。ただし、田口からこの方法は感度重視となるので機能のロバストを追求するタグチメソッドと異なると指導された。


タグチメソッドで大切なことは、システム選択と機能に技術者が責任を負うとともに、機能のロバスト設計が技術者の仕事となったことである。タグチメソッドはDXとともに普及が始まった。


そして、今ではタグチメソッドで技術開発を行うことが常識となった。DXの最終段階では、このタグチメソッドのデータモデルから技術者の仕事を再定義しなければいけなくなった。


詳しくは弊社へお問い合わせください。今月も「Pythonで学ぶタグチメソッド」のセミナーを参加者のご希望日で開催いたします。土日も開催可能です。

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(注)続編ゆえに敬称略

カテゴリー : 一般

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