2026.03/23 安青錦横綱に負ける
土俵際で外掛けにでたところを豊昇龍に内掛けを取られ、あえなく昨日安青錦は負けました。これまで豊昇龍は勝てなかった相手にようやく1勝したのだが、負けた安青錦は、大事な一番で負けてしまいました。
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安青錦は、今場所横綱へ前例のないスピード出世をするのではないかと期待されたのだが、終わってみれば、負け越しとなり、昇進早々のカド番となってしまいました。
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安青錦には申し訳ないのだが、人生それほど甘くないことを教えてくれた相撲だと思っている。もっとも、今場所の負け方は、安青錦らしからぬ相撲が多く、他の関取が彼のスタイルを研究した結果とみることができる。
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昨日の横綱の勝ち方は、まさにそれで、外掛けが入るや否や、大関よりも短い脚をきれいに跳ね上げて、勝負を決めている。
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横綱も恐らく必死だったのだろう。これまで大関に全敗であり、ここで勝たなければ、来場所も危なくなる。すなわち、安青錦が苦手力士となってしまうからだ。
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横綱は苦手力士を作ってはいけない、と言われている。すなわち、横綱に対する期待は大関のそれよりも高く、豊昇龍もそれをアドバイスされていただろう。昨日の一番は彼にとって必死な一番となっていたはずである。
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カド番となった安青錦は、おそらく来場所に向けてさらなる力量向上のためのトレーニングに励むに違いない。これからが彼の本当の相撲人生となるのではないか。
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順風満帆に人生が流れる人が幸せかというと、そうではない。むしろ、多くの障害を乗り越え自己実現の目標に向かっているときの充実感こそ、幸せな状態であるが、残念ながらそれが分かるのは、自己実現の目標が無くなった時であるのが人生の皮肉である。
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