2026.03/26 餃子と中間転写ベルト(2)
コンパウンド工場を立ち上げるにあたり、難しい問題は、量産試作段階だったので、QMSの制約からコンパウンドの配合PPS/6PA/カーボンの組成と組成比を変更できず、コンパウンドメーカーのコンパウンド組成と原料をそのまま扱う必要があった。
しかし、これは営業部長が最初の会議で簡単に許可してくれたので、問題なく社内調整できた。また、コンパウンドメーカーでは、カーボン以外の原料を生産販売していたので、加工賃は減るが、原料の売り上げが残るので問題はないのだろう。
コンパウンドメーカーの一番のメリットは、当方の最先端の混練技術について無料で学べる点だった。ちなみに、当方が3カ月でコンパウンド工場を立ち上げに成功し、押出成形歩留まり100%のコンパウンド量産に成功してから、コンパウンド会社は、カオス混合の特許を10件近く出願している。
この事実を確認することは簡単で、特許検索サイトでコンパウンドメーカー名xカオス混合と入力すると、2007年以降の出願特許が出てくる。当方のアイデアを聞いた後、おそらく研究開発に2年ほどかかったのだろう。
当方のアイデアは、ゴム会社に入社した1979年に、指導社員から出された「二軸混練機でカオス混合する方法を考えるのは宿題である」と言われ、26年間思考実験を繰り返してきた技術である。
カテゴリー : 一般
pagetop
