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2026.06/15 燃焼時のドリップ防止技術(3)

このLOI自動測定装置については、昨日の話以外に、科学という錦の御旗を振り回した結果、笑い話となるような実話は多い。そもそも、トランスサイエンスの問題を何が何でも科学で答えを出そうとする愚かさに、当時の多くの研究者は気がついていなかったようだ。


ただ不思議なのは、ASTMやUL規格のように欧米では経験知を活用した燃焼試験規格が当時生まれている。アメリカではトランスサイエンスが1970年代に叫ばれていたので、欧米では科学同様に非科学的な経験知も動員して問題を解こうとした機運があったのかもしれない。


マテリアルズインフォマティクスが定着した今の日本では、ようやく非科学の考え方も受け入れる下地ができてきた。その結果、50年前のお笑いのネタになるような研究開発は少なくなったと思う。


ゆえにLOIの測定が、燃焼時に発生する溶融物、ドリップでバラつく問題に対し臨機応変に対応することを批判する人はいないと思う。


このようにLOIでドリップが激しい時には、やや非科学的になるが、測定の工夫でばらつきを小さくできる。そして、高分子の燃えにくさについて、その測定値から序列を決めることが可能になる。

カテゴリー : 一般

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