2024.11/01 調査(1)
学生時代に研究調査と言えば、自分の研究分野について毎月ケミカルアブストラクトを調べるのがお決まりの方法だった。
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これがゴム会社の研究所に配属された時に新入社員の業務ではなく、基幹職の仕事と教えられた。ただし、入社3年目あたりから意識の高い人は自分で調査をしてる、とか噂されていた。
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学生時代は、学生も含め研究調査を行うことが常識と教えられたのに、ゴム会社に入ったとたん、その作業は偉い人の仕事と教えられたので戸惑った。
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ただし、これには裏があり、偉い人が調査をした結果は新入社員まで情報が回覧されず、いわゆる係長クラスあたりで情報がストックされていた。
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新入社員が情報を知りたい時には係長職のところへ相談に行き、新しい情報を見せてもらう仕組みになっていた。すなわち、情報統制することにより縦社会の組織を維持していた。
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これは当方が転職するころまで続いていた。電気粘性流体の耐久性問題について当方のところへ依頼にきた基幹職は、テーマを依頼しながらも情報を開示できないという。すなわち自分で0から調べよというわけである。
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ところが、調査時間など与えられず1週間後に仕事を命じるからその通りやれという。当方は課長補佐格まで昇進していたのにひどい扱いである。そこでデータサイエンスを用いて一晩で問題解決したところFDを壊されたり、嫌がらせが始まった。
カテゴリー : 一般
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