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2026.06/29 伝えにくいこと(1)

今時の若い人は、というのは、老人の繰り言の定番で言いたくないが、当方は70歳を過ぎている。この、若い人への批判めいた言い出しは、若い人への期待と憤り、その他複雑な思いが重なって出てくる言葉ではないか、と考えるようになった。


若い人にとって、この言葉が始まると、悪いイメージを持つのは、今も昔も変わらないかもしれない。それが分かっていても言いたくなることがあるが、ストレートに書いて嫌われても困る。


ゆえに、世間で言いにくい、あるいは年寄りが伝えにくい事柄を書いてみる。恐らく知っている人も多いかもしれないが、世の中の動きを見ていると、知らない人が多いように見えてくるので、書きにくいが書いてみる。


当方の少し上の団塊の世代は、幼児時代こそ苦労したが、社会人として今から見ればハーレムのような時代を過ごしている。当方の世代は、管理職をバブル崩壊の時代に迎えたので、降格とか窓際の恐怖を感じながらのサラリーマン人生を過ごした。


当方は、窓際になるまいと懸命に努力し、ゴム会社で高純度SiCの半導体治工具事業を立ち上げながらもFDを壊されたりする嫌がらせを受け、それを見ていた二人が転職したので、当方も写真会社へ転職している。


写真会社でも成果に照準を置き、日本化学工業協会や写真学会から賞を頂けるような業績を上げながらも、銀塩写真事業が無くなるというので、管理職第一号のリストラを経験している。


何でも一番というのは良いもので、周囲が注目してくれて、窓際でありながら、当方の部屋へ尋ねってくれる人が多かった。ゆえにカメラメーカーとの統合後、請われるままに思い切って豊川へ左遷同様の人事申請を自ら行い、豊川へ単身赴任している。


そこで、定着ローラ―の品質問題を1カ月で解決したり、コンパウンド工場を3カ月で立ち上げて歩留まり10%前後の半導体無端ベルトの押出成形の歩留まりを100%にしたり、さらには早期退職を申し出たところ環境対応樹脂の開発を好きなように半年で仕上げてくれないかと言われたので、PETボトルのリサイクル樹脂を中国ローカル企業の協力を得て開発している。


これらの成果で待遇が良くなるわけでもなく、予定よりも1年遅れたが2011年3月11日に早期退職している。そして3月23日に弊社を設立している。

カテゴリー : 一般

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