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2018.05/19 面白い記事

面白い記事を見つけた。2018年5月16日プレジデントオンラインである。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180516-00025103-president-soci

 

「小保方晴子氏を信じる困った人たちの共通点」とタイトルされた記事である。この記事では、アマゾンの「カスタマーレビュー」という書評を通じてタイトルの解析を行っている。著者はアカデミアの方で解析内容に思わずうなずくとともに「本」の力の大きさを改めて知った。

 

今全国の書店は経営が苦しく、廃業者が増えているそうだ。インターネットで書物を購入する習慣が普及してきた影響であるが、当方は未だに本をインターネットで購入する気になれない。本は「本屋」で買う派だ。

 

本は立ち読みして読みたい本を買う習慣をしてきたのでとてもインターネットで購入する気になれない。インターネットでも立ち読み機能あるいはそれに準じた機能が存在する。「カスタマーレビュー」はこの機能を見かけ上便利にしたネット時代の産物である。

 

この便利な機能があったとしても当方は必ず書店に足を運ぶ。自分の頭で確かめたいからだ。すなわち時代を逆行している。今は本屋で立ち読みしてインターネットで少しでも価格の安い本を買う時代だそうだ。だから本の売り上げの落ち込みよりも書店の廃業の伸びの方が大きくなる。

 

他人の書評は参考になり、それが便利だからインターネットが利用されている、というのであれば健全であるが、少しでも価格が安いことが活用の同期になっているのは残念である。これでは本屋はたまったものではない。

 

そんな消費行動が影響したのか、立ち読みを禁止している書店も登場している。しかし、これは自分の首を絞めているようなものだ。本は本屋で立ち読みしてから購入する、と信じている当方のような消費者の足も遠のいてしまう。

 

そもそも本というものは、単なる情報媒体ではない。カタログ本であったとしても著者なり編集者の「知」に触れる場である。だから、他人の書評だけを頼りに本を購入する動機にはならない。一度その場の見どころへ行ってみて購入するかどうかを自分の頭で考え決定したい。

カテゴリー : 一般

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