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2018.08/11 下積みレス願望

「「石の上にも3年」という発想は、今の若手社員にとって、過去のものになりつつあるのかもしれない。

 

直近の有効求人倍率が44年ぶりの高水準を記録するなど、高度成長期以来ともいえる売り手市場だ。「成長できない」「同じ仕事の繰り返し」と感じた若手は、躊躇なく退社という道を選び、転職市場へ飛び出す。」

 

以上はビジネスインサイダー8月10日の記事から抜粋した内容である。一方でトーマツイノベーションによる下記の記事も存在する。

 

「トーマツ イノベーション株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 眞﨑大輔)は2014年度から、新入社員を対象とした調査を毎年実施しています。キャリアに対する意識が年々変化する中、今年度の調査では、就社意識がますます低下していること、ワークライフバランスを重視する傾向が高まっていること、専門家を志望する新入社員が多い中、キャリアがはっきりしない新入社員も引き続き一定数いることが明らかになりました。このことから、新入社員に長く勤めて活躍してもらうためには、①仕事の醍醐味を伝えて自社で働き続けることの魅力を感じてもらう、②ワークライフバランスを保てる職場環境をつくりつつ、生産性を高める必要性を理解してもらうことが重要だといえます。」

 

これらの記事を読むと、昔ながらのがむしゃらに働きたいタイプとテキトーにワークライフバランスランスというタイプ、あるいは専門家を目指したいタイプなど多様化しているようで、早期に転職する理由もさまざまであることがわかる。

 

当方はがむしゃらで働くタイプとして新入社員をスタートし、社歴が2-3年なのに高純度SiCの事業企画を何とか実現しようと奮闘努力した経験がある。

 

当時は今ほど社会の意識が進んでおらず抵抗勢力の圧力のためポリエチルシリケートとフェノール樹脂とのリアクティブブレンド技術の研究を闇研として進めるが、住友金属工業とのJV立ち上げ後FDを壊されるなどの妨害を受け、事業が存続する状態になったのを確認し転職している。

 

下積みレス願望の若者にアドバイスしたい。日本の組織社会において早期に能力発揮し頑張るためには抵抗勢力の業務妨害を覚悟して臨め、ということだ。そして、どのように行動したら周囲のサポートを得られるのか考える習慣をつけることだ。

 

 

 

 

カテゴリー : 一般

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