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2015.03/11 イノベーション(30)ドラッカーの場合

「マネベーション8つの戦略」というタイトルこそつけなかったが、20回近くにわたり、マネを基本にした誰でもできそうな戦略を紹介してきた。その理由はイノベーションには、まず実践が重要だからだ。まず何かを実行しなければ不連続的進歩にぶち当たらない。とどまっていては退歩するのと同じである。できるのかできないのか悩むのではなく「やる」のである。

 

ドラッカーは企業活動の目的は顧客の創造にあるとした。そして顧客の創造をするために、マーケティングとイノベーションを行わなければならない、と力説している。やれるかどうか、ではなく、企業の機能としてこの2つに取り組む必要があると述べている。すなわち、顧客の創造のために実行する必要がある、あるいは、ドラッカーはそれを「やれ」とまで言っているのである。

 

ただし注意しなければいけないのは、ドラッカーは具体的な方法を示していない。ドラッカーの著作が難解と言われるのは、すべてが抽象的な表現だからなのだ。そこで長年ドラッカーを読んできた当方が「マネベーション8つの戦略」として具体化してみた。これが唯一の方法とは言わないが、誰でも簡単にできる方法ではないか、と思っている。

 

もしこの活動報告を読まれている方が管理職の方ならば、部下に8つの戦略を試してほしい。ささやかなイノベーションをその日から引き起こせるかもしれない。イノベーションはマネジメントの根幹でもあるので、それを具体的にどのように実践するのか、特に技術畑の管理職は毎日悩む。もし悩んだらこのシリーズの最初から読み返していただきたい。

 

カテゴリー : 一般

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