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2023.11/06 昨日の負け(2)

昨日の試合について、あの落合氏は、ピッチャー交代のタイミングで試合が決まる、と予測していた。すなわち、どちらが勝つか分からないが、中継ぎピッチャーの投入の仕方で勝負が決まると、サンデーモーニングで解説していた。


今回の日本シリーズが面白かったのは、まったく互角のチーム力で、それぞれのエースピッチャーが1勝1敗となっている点に注目する必要がある。


オリックスは先発投手の交代時期を誤った結果負けたと言ってよいような試合内容だった。ノイジーには前日余分なホームランを打たれているのだ。もし、ここで交代していたなら流れがどうなったか分からない。


逆に岡田監督は、調子のよかった青柳投手を投球数など関係なくあっさりと交代している。その後の継投策も早め早めである。9回もアウト一つのために新たな投手を投入した。


「のど飴」対「パイン飴」の戦いと言われたが、応援もすごかった。まるで甲子園のような雰囲気だった。昨日は今年の阪神らしい勝ち方で日本一となった。


両者のファンではないが、今年の日本シリーズは面白い展開となると期待し毎日観戦したが、本当に毎日面白い試合だった。リーダーである監督の采配も選手の力量も互角であり、投手力でオリックス有利という下馬評もあったが、当方は監督の采配と流れで決まる、と予測していた。


すなわち、どちらが優勝するのか予測は難しく、その時の流れをうまくチャンスとして活かしたチームが優勝すると思い、監督の采配を学ぶために観戦した。


そして、野球もトランスサイエンス時代の研究開発も似ていることに気づいた。20世紀には科学の方法で勝利が約束されたが、トランスサイエンス時代には、科学だけに頼っていては研究開発で勝利できないのだ。


データサイエンスのような流れを読む手法を積極的に取り入れないと研究開発に勝利できない時代である。12月の無料セミナーでは、今年度弊社が外部のセミナー会社に提供してきた教材の集大成とした内容の教材を新たに作成しています。今年の日本シリーズ同様に面白い内容です。

カテゴリー : 一般

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