寿がきやが、20%の店舗の閉鎖を進めているという。寿がきやスーちゃんラーメンは名古屋のソウルフードだ。
ラーメンブームの時代になぜ、という疑問が出てくるが、320円という価格に原因がありそうだ。
昨今の人手不足で人件費が高騰し、採算が悪くなったようだ。昔からアンパン2-3個分の価格で頑張ってきた。
魚介と豚骨の今では取り柄が無いようなスープだが旨い。子供の頃はごちそうだった。寿がきやはラーメンと甘味処を構えていて、OLのファンが多かった。
子供の頃、休日に10歳上の姉がよく連れて行ってくれたのだが、あんみつとラーメンと言う組み合わせは、今もあるのか?
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すでに説明したように、多成分の高分子のブレンドでは、ただ混ぜただけでは、それがたとえ水に分散したラテックス(粒径50nm前後のサイズ)でも短時間で相溶しない。
ラテックスの薄膜ならば、その粒子形状が観察される。高分子のブレンドでは混練機の設計と同様に配合設計が重要になってくる理由である。
ラテックス薄膜の製造プロセスにおいて、短時間の熱処理により高分子が拡散して均一に混ざり合うという現象を期待できないが、混練では高分子の融体を混合するので、配合設計を工夫すれば分散粒子径を小さくすることができる。
また、χ=0あるいはχ<0ならば相溶し、単相の高次構造になることも期待できるが、相溶する高分子の組み合わせは限られる。
ただし、相容化剤を用いることで2種類の高分子の分散粒子径を小さくでき、仮に二相の高次構造となっても単相の高次構造に近い物性となる場合がある。
例えばA,B二成分の高分子に対してAとBのコポリマーは相容化剤として用いることができる。AあるいはBとのSP値の近い成分のコポリマーも相容化剤となりうる可能性がある。
その他、組み合わせる高分子の粘度比を設計してやることで分散相のサイズを制御できる。粘度比が1すなわち組み合わせる高分子の粘度が等しいときに最も分散相の粒径は小さくなる。
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相溶(miscibility)とは、分子レベルの混ざりやすさを意味するときに用いる。
一方、サンズイ偏が無い相容(compatibility)とは、種類の異なる物質がうまく調和し、機能を発揮している時に用いる言葉である。
また、二成分のポリマーアロイを製造するときに相容化剤(compatibilizerまたはcompatibility accelerator)が用いられるが、なぜか相溶化剤という表記を時折見かける。
混和剤のほうが日本語として適しているとの指摘もあるが、あまり用いられていない。
Flory-Huggins理論で説明したが、二成分の異なる高分子をブレンドした時に相溶する条件は、χ=0またはχ<0となる、非常に特殊な組み合わせの時だけである。
一般的なχ>0の組み合わせでは、海島構造の相分離となる。
今、高分子Aと高分子Bとを重量比1:1でブレンドしたコンパウンドの断面写真があったとする。
この時、高分子Aを海として(マトリックス)高分子Bが島となった大きなドメインが観察されるはずだ。
この時、高分子Bの添加量を減らしてゆくとこのドメインサイズは小さくなってゆく。
非相溶系ポリマーブレンドでは、このように相分離してできる構造が大きくなるため、力学的物性が低下した事例が多い。
ここで、SP値を揃えて合成された2種類のアクリル系ラテックスをブレンドしてからPETフィルムに塗布し、その後熱処理した薄膜について、その断面写真を想像してほしい。
ラテックスの成膜では、熱処理を行っているにも関わらず、ラテックス粒子の形状と混合状態がそのまま観察される。
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弊社の事務所において土曜日の午後、安価なセミナーを企画したいと考えている。時間は、3時間程度で6人程度の少人数で質疑応答にも配慮したセミナーである。
開催日を土曜日に設定したのは、個人による参加を重視しているからで、平日行われるセミナー会社への配慮である。また料金も個人で支払うことが可能な上限程度に設定したいと考えている。
セミナーの内容は、高分子材料の基礎事項から応用編などを考えているが、当面は勉強のしなおしを考えている中堅以上を対象に、高分子の基礎事項をテーマにする。
ただ、PRにお金をかけたくないので、この欄の読者をとりあえず対象にして参加者についてどれだけ期待できるのか市場調査をしたい。
もし読者の中でこのようなセミナーに参加してみたい方は、弊社までメールをお願いしたい。
なおその時に、1.セミナー参加費用の希望額(無料は受け付けません)、2.セミナー内容の希望を書いていただきたい。
ちなみに、コストの問題から講師は小生一人なので、セミナー内容は材料関係とマネジメント、ドラッカー論、科学と技術論、問題解決法等とさせていただきます。
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当方が社会人になった時の研修では、マズローの5段階欲求について人事部研修担当課長から説明された。
高校時代からドラッカーを読んできて、貢献と自己実現を働く意味として信じてきたので、物心ついてからマズローの一番てっぺんに自分がいたことにびっくりした。
愛の欲求や承認欲求をすっとばしていたことに気がついたわけだが、最近はこの5段階ではなく幸福学が流行しているそうだ。
要するに幸福になるには、「やってみよう」「感謝しよう」「何とかなる」「ありのまま」の4つの因子が重要という流行りものだ。
この4つの因子なら、流行する前からというよりも小さい時から母親に言われて実践してきた。それでも長い人生において不幸は訪れるのである。もっとも一時的に不幸になったとしても、楽観主義の当方は、すぐに幸福に戻る。
だから、独身でいても幸せだった。ただ、いつも遊んでいた仲間が次から次に結婚して、仲間を遊びに誘いにくくなったので慌てて30過ぎに結婚したのだが、確かに結婚生活は独身時代よりも幸福である。
最近は独身者が増えてきて、そのため少子化が加速している。夫婦でいることが最も幸せという価値観の社会に戻らない限り、少子化を止めることができない。
子供が減り続ける社会は、それだけでも不幸なのではないか。この点を昨今の流行の幸福学はどう説明しているのだろう。
このまま減り続けたら、日本民族が絶滅危惧種となる時代が来るかもしれない。現代の幸福学は、個人の幸福に主眼が置かれているが、社会全体の動向も加味したものでなければならないはずだ。
実は、そのタイトルこそつけていないが、ドラッカーは知識労働者の時代の幸福について著書の中でいろいろと指摘している。
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昨年雑誌の付録についていたマークオーディオ製スピーカーユニットを音工房Zから購入したボックスキットに組みいれて1年間使用してきた。
低域がやや不満だが、中高域のすばらしさで満足している。2セット組み立てたのでそれを直列接続でつなぎ、音出しをしてびっくりした。8cmスピーカーの低域に思えない量感になった。
インピーダンス4Ωのスピーカーなので直列つなぎでは、さらにボリュームを上げることもできたが、いつものボリュームのポジションで音出ししたところ、低域が増強されて聞こえるようになった。
2台動作させているのだが、音は二倍にならず、低域だけが持ち上がったような聞こえかたをしている。だからあたかも20-25cm程度の口径のスピーカーで聞いているような錯覚になる。
世の中デジタル化が進展している時代にスピーカーだけは、未だにアナログである。さらに必ずしも高価なスピーカーの音が、忠実な原音再生をしているとは限らない。
老化で当方の耳も劣化してきているので高級スピーカーなど不要と思うが、それでもこの安価なスピーカーは良い音である。
良い音を鑑賞しながら、ふと疑問がわいた。なぜ低域の量感が増えたのだろう、とか、二台駆動しているのに音量は二倍になっていない、とかである。
現象から推定されることは、二つのスピーカーを直列接続すると中高域の音量が下がる可能性である。これは、かつてオーディオブームの時にうわさされていた現象である。
このような噂ならネットに出ているかもしれないと思って調べてみたが、期待通りの情報を得ることができなかった。
情報の時代と言われているが、すでに価値のなくなったくず情報でも出ていない現実を知った。
実は最近の情報過多の時代に、転がっていそうな情報でも入手できないような情報が存在することに気がついた。
ブリードアウトについても意外にもネットに情報が無かったので未来技術研究所に説明を書いておいたが、この説明をもとに問い合わせてくださる方もいる。
もし、社会的ニーズがあるならば、土曜日にでも材料技術に関する3時間程度のミニセミナーを事務所で開催してみようと思っている。
手始めに、高分子の基礎を学びなおしたい人を対象にしたセミナーの希望者がいたら、土曜の希望日と参加費を弊社に連絡していただきたい。
当方の空いている時間に行うセミナーなので、安価に行いたいが、無料では知識に価値が無いと思われてしまうので参加費を聴講者に尋ねている。
土曜日限定なので会社の出張にできないとか、いう悩みに関しては、それなりの手続きができる書類を発行させていただきます。社会貢献を目標の試みである。
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シリカゾルをミセルとして用いるアイデアを実用化したのは1993年である。また、金属酸化物ゾルをミセルとして用いる科学論文が初めて発表されたのは2002年である。
科学よりも技術が先を行っていたのだが、この技術コンセプトは、ドラッカーの問題解決法の成果ともいえる。
1991年に写真会社へ転職した。この時コアシェルラテックスが学会でも話題になっていた。ライバル会社の優れた技術であり、転職した写真会社でもこの技術について特許抜け技術がテーマに設定されていた。
このコアシェルラテックスは、ゼラチンの高靭性化技術の決定版として捉えられていた。
すなわち、ゼラチンを改質するときに、シリカゾルとラテックスを用いるのだが、シリカゾルとラテックスを混合した時に、どうしてもシリカゾルの凝集がわずかに生じる。
ゆえに、コアシェルラテックスにしてしまえば、ラテックスとシリカゾルを混合するプロセスや、そのプロセスでシリカゾルが凝集するのを防ぐことができる。
ただし、この技術には欠点があった。すなわちシリカゾルをゼラチンに添加するのは、ゼラチンの硬度を上げるためだが、ラテックスで包んだためにその補強効果が下がってしまう。
だから、コアシェルラテックスはゼラチンの高靭性化手段の決定版ではないのだが、このような技術が提示されるとそれを越えるアイデアを考え出すのが難しくなる。
このような場合にどうするのか。いったん目の前の解を忘れ、本来の「あるべき姿」を真摯に考えることが重要である。
当方はホワイトボードにそのあるべき姿の図を描いたところ、担当者の一人が、すでにできていた、と叫んだ。これが昨日書いた実際の現場の姿である。
目の前の問題について、「あるべき姿」と現実との乖離を明らかにし、あらためて正しい問題を考える、これはコーチングに有効である。
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目の前に問題がある時に、その問題の解決策を考えようとするが、ドラッカーはその姿勢に問題があると指摘している。
必ずしも目の前に見えている問題が、正しい問題とは限らないからだ。そこで、まず正しい問題を考えることから開始せよ、とドラッカーは教えてくれる。
このドラッカーの教えは、科学でいえば、目の前の問題に対して仮説を立案せよ、に相当するのかと言えば、全く違うのだ。
まず、問題そのものを探せと言っている。これが慣れないと結構難しい。また、解が一つ出ている場合には、もうだめだ。
その解が唯一という呪縛から逃れられないだけでなく、その解が他の問題の解でもあることに気がつかない。それは研究開発シーンで部下を指導した時にも実感している。
例えば、ゼラチンの改質にコアシェルラテックスを使用するアイデアがライバル会社から特許として多数出願されていた。
ゼラチンの脆さを改善するために、シリカゾルとラテックスとを併用するのだが、シリカゾルへラテックスを添加した時にシリカゾルの凝集が生じる問題があった。この問題を解決するためにコアシェルラテックス技術が生まれている。
確かにシリカゾルをラテックスで包んでしまえば、シリカゾルの凝集は絶対に起きない。これは、シリカゾルが凝集するという問題を考えた回答である。
ただし、この回答には一つ欠点があり、ラテックスでシリカゾルを包んだ結果、シリカの補強効果が少し落ちるのだ。すなわちシリカゾルを多めに添加する必要があった。
そもそもシリカゾルとラテックスが別々に添加されるプロセスが問題として捉えると、すこし対策が変わってくる。すなわち最初から、シリカゾルとラテックスが共存したコロイドをゼラチンの改質に使えばよいことになる。
この問題を提案した時に、ゼラチンとシリカゾルラテックス共存コロイドとを混ぜたときに、シリカゾルの凝集が起きるかもしれないから、やはりコアシェルラテックスの方が良い、という意見が多数出てきた。
シリカゾルの凝集問題ばかり考えているから、コアシェルラテックスが、シリカゾルとラテックスを別々に添加している問題を解決した一つの答え、という視点がなかなかできない。
すなわち、コアシェルラテックスという解がシリカゾルの凝集問題ではなく、プロセス問題を解いた解という見方がなかなかできず、コアシェルラテックスから離れられない。
新たな視点で問題をとらえなおすことは、科学の仮説設定よりも難しいのか、といえばそうではない。慣れれば簡単である。ただし、慣れるまでにはあるコツが必要だ。弊社の研究開発必勝法ではそのコツを公開している。
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バブル崩壊後の日本の状況は、GDPに現れているように、停滞状態と言ってよいような状況だ。
しかし、国内企業の生き残りのための努力は凄まじいものがあり、30年前と比較すると大きく変貌した企業とそれほどの変化のない企業に分かれた。
世界は、と言えば、香港のデモを見ると驚くのだが、中国の変貌ぶりである。天安門事件について、未だに記憶として残っているだけに不思議さにも見えてくる。
一方、ロシアは、エリツインの登場で大きく変わるかと思ったら、ソ連に逆戻りしているように見えたりする。
少なくとも北方領土の扱いを見る限り、ソ連の覇権主義を思い出させる。日韓関係では、まるで強引に時計の針を逆戻りさせようとする力を感じる。
このような流れの中では正しい問題を見失いがちである。少なくとも30年前に比較して日本が危ない状況にあることは確かだ。
領土問題では、北方領土だけでなく竹島も奪われようとしている。「日本の領土竹島を韓国が不正に占拠している」という事実を「竹島に韓国軍が常駐している」という事実の記述では、認識の違いが生まれる。
旧民主党系の方々は、後者の認識のようである。認識の違いは誤った問題を解くことにつながる、とはドラッカーの言葉である。
今、日韓関係が最悪の事態になっている、という認識は皆同じだが、その認識から生まれる問題設定は様々で、注意をしていないと日本という国がおかしくなる。
「戦争をして取り返す」と言っている若い国会議員は、憲法を理解していないと思われるが、事実の認識としてはそのような結論が導かれてもよいような問題であり、世界の動きである。
戦争をしないで取り返すにはどうしたらよいのか、これ自体さえ世界の潮流を見ると答えが出てこない。
根気よく戦争を避けた手続きを積み上げるより方法が無い、ということだけは共通認識として持ちたい。戦争をさけるという条件設定ができるためには正しい歴史を学ぶ必要がある。
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8月31日〆の請求書について、請求書が9月4日発行の日付で届いた。8月31日に3件支払いの手続きをしたのだが、1社だけ請求書が再発行されて届いている。1社は受領書が届いた。1社は受領書の発行のない会社である。
8月31日は土曜日で、銀行の営業日ではない。おそらくお金の引き落としが9月2日になったため、請求書が再発行されたのだろう。
しかし、その請求書の再発行日が9月4日というのは間抜けである。9月2日に引き落としになっているはずなので、その支払いを確認していません、と言っているようなものだ。
さらに、このような請求書の再発行では、「すでにお支払いのお客様にはお詫びします」とかなんとか再発行のお詫びが一言書かれているが、この会社は高飛車で、その一言も書いていない。
おそらく、お客様第一の会社ではないのだろう。業界でトップメーカーで盤石な事業をしている思い上がりかと思ったら、そのような会社ではない。むしろ慎重な活動をしなければ市場を失うようなポジション4番手のメーカーである。
もっとお客様にきめ細かく対応しなければいけない会社である。BtoCの事業をやめてBtoBに事業モデルを変えると、何年か前に言っていたのを思い出した。
BtoBならばこのような不遜な請求書が許されると思っていたら顧客は逃げる。会社相手でも請求書を見るのは人間である。その会社の経理担当者だ。
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