「Pythonで理解するタグチメソッド」の無料WEBセミナーを12月に行います。参加ご希望の方はお問い合わせください。
なお、当日使用するPythonのプログラム及びテキストをご希望の方は10000円で配布しております。本セミナーは12月中複数開講予定でおりますので、今週お申し込みの場合には、15日以降で12月20日(混練無料Webセミナー)を除くご希望の日を2-3日指定してください。
受講生の希望日を優先して設定する予定でおります。なお、Pythonの環境設定の資料を予習編として配布しますので、予習編の資料につきましてお問い合わせください。
テキストご購入の方には予習編を無償で配布しています。
カテゴリー : 一般
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巨額の年俸を蹴って、自ら自由契約を申し出た巨人の中田選手の行き先が決まった。かねてより噂のあった中日である。今回中日は攻撃陣の大幅補強を行っているが、その中心となるべきバッターとして、問題児の中田選手を採用している。
外人で補強しなかったのは、時代の流れだろう。当たりはずれのあるメジャーリーグのバッターよりも素行に問題があっても日本人の方が期待できる。
今仮に、明らかなボール以外で常にバットを振り回したとすると、ヒットかファールか空振りの3事象が考えられ、ヒットになる確率は1/3である。
これはバッティングセンターでバットを振り回してみればわかる。当方は今でも7割近くは前にボールを何とか飛ばすことができる。野球選手ならすべて前に飛ばすことができるはずだ。
ところが3割バッターが難しいのは、そこに他の要因が働くからである。例えば、前にうまくボールをはじき返しても、ノーバウンドで捕球されたならヒットにならない。
くだらない話で申し訳ないが、中田選手がバッターとして才能があることは確かであり、来年の中日はAクラス入りを期待できるかもしれない。
しかし、チームワークはどうなるか。今年の阪神の優勝は一人のずば抜けた才能よりもチームワークの重要性を示したように思っている。来年の中日の成績で人材のチームに及ぼす影響を検証することができる。中田選手は来年も3割は打てると思っている。
カテゴリー : 一般
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高分子の破壊と劣化のWEBセミナーを来年1月12日に開催予定で準備をしております。このセミナーは、20年ほど講師として招聘され講演してきました。
10年ほど前から一人で一日講演しているのですが、毎回講演内容の見直しを行っている、当方にとりまして効率の悪いセミナーです。理由は、1日でも時間が足りないためです。
先月大阪でこのセミナー講師を務めさせていただいて、はじめて全員からわかりやすかった、というご評価を頂きました。内容を1日におさまるように10年検討してきて初めてのことです。
今後この内容を基準にして、できるだけ多くの情報を詰め込めるように検討してみようと思っています。この分野は形式知が体系化されていないのでわかりやすく説明するのは難しい。
全員からわかりやすかった、というご評価を頂けたのは10年間の努力が実った結果と捉えています。
カテゴリー : 一般 高分子
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1.高分子のツボ
(1)高分子とは
(2)高分子材料の評価技術
(3)高分子材料の設計手法
2.材料設計とプロセシング概論
(1)ゴムの配合設計とプロセス(樹脂補強ゴムを事例に)
(2)リアクティブブレンド(難燃性ポリウレタンを事例に)
(3)強相関ソフトマテリアルの手法(機能性樹脂の配合設計とプロセス)
(4)プロセシングも含めた材料設計技術について(まとめ)
3.素材から部材のパラダイムシフトと材料設計技術の変化
4.高分子材料の混練プロセス
(1)分配混合と分散混合
(2)剪断流動と伸長流動
(3)高分子材料の混練装置
(4)二軸混練機を用いた混練プロセス
(5)カオス混合装置
5.マテリアルズインフォマティクス
混練技術が成形体物性に及ぼす影響やデータサイエンスで問題解決した事例を解説予定。廃材利用におけるコンパウンドメーカーと組み立てメーカーのすり合わせにおけるトラブルなども事例に。
カテゴリー : 未分類
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弊社の問題解決法は、1980年代から欧米で話題になり始めたトランスサイエンスの状況を鑑み、科学と技術を中心に芸術も視野に入れた手法である。
問題の捉え方から、その解決手法まで、20世紀に流行した科学をベースにしたTRIZやUSITとは大きく異なる。これらの手法では当たり前の結果しか導けないが、弊社の手法では、非科学的なソリューションが生まれる特徴がある。
非科学的だからだめだ、というのは20世紀型判断であるが、非科学的な解決案で新しい科学が生まれた体験を基に問題解決法としてまとめたので、新しい科学を生み出す手法といってもよい。
この1年STEAM教育が叫ばれ、科学と技術、芸術に工学と数学を加えて横断的に教育する手法が文部科学省を中心に推進されている。弊社のホームページを見ていただけば納得していただけるが、弊社が元祖である。
また、他の「未来科学研究所」のホームページも見ていただきたい。このホームページはこの10年近く更新していないが、毎日訪問者がある珍しいページである。弊社の問題解決法の精神を伝えるために開設している。
さて、弊社の問題解決法で生まれた非科学的技術の実績を例示すると、ゴム会社を退職する原因となった電気粘性流体の耐久劣化を解決した技術、高純度SiC製造技術、ホウ酸エステル変性ポリウレタン発泡体、酸化第二スズゾルを用いた帯電防止技術、有機無機複合ラテックス、カオス混合技術などである。
12月に予定している混練技術の無料セミナーでも弊社の問題解決法で生まれたカオス混合技術を解説するのでご興味のあるかたは、午後だけでも参加いただきたい。
カテゴリー : 学会講習会情報
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PETのポリマーアロイであるPC/PETは、30年以上前に開発された技術でフィルムだけでなく射出成形体としても活用されてきた。それゆえPETも射出成形可能と誤解されている人がいる。
しかし、PC/ABSでは任意の比率で製造されたポリマーアロイが活用されているのに対し、PC/PETでは、PETが30wt%未満となる配合組成のポリマーアロイだけが射出成形用樹脂として使用されてきた。
これは、PETの比率が高くなり樹脂のマトリックスとして機能した時に射出成形性が悪化するためである。それでは、PETが60wt%以上の樹脂で射出成形を可能とするコンパウンドを設計してみようと実験を行ったところ、結構難しかった。
PETにSP値を考慮した樹脂を選んでみたり、コンパチビライザーを添加してみたりしても簡単に強度の高い樹脂を設計できなかった。
そこで、直交表を用いたデータ駆動の実験を行ったところ、PETを80wt%含むコンパウンドでも良好な射出成形体が得られる配合を見出すことができた。
この時用いた手法について混練のセミナーで公開しております。来月の無料セミナーでは、この樹脂についてこの10年の間に研究した面白いデータを初公開したいと思っています。
カテゴリー : 未分類
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今年度開催されました混練技術のセミナーの内容を一部見直し、来月12月20日10:00-16:00の予定で無料WEBセミナーを開催いたします。内容につきましては今週公開予定にしております。
昨年の法律の施行で再生材の活用が活発になり、高分子材料のプロセシングに興味が集まっております。混練プロセスが成形体に及ぼす影響について新たに加える予定でおります。
なお、テキストとセミナーの中で紹介しましたPythonプログラムにつきましては、有償(10000円)となります。テキストは電子ブック形式で提供いたします。
カテゴリー : 一般 学会講習会情報 高分子
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ペットボトルに使用されているPETは、射出成形に適さない樹脂である。そのためフィルム成形やブロー成形用樹脂として使われている。
PETで射出成形を試みると、良好な成形体が得られない。表面の転写性が悪くガタガタになっていたり、金型の端まで樹脂が回っていなかったりと不具合が多い。
それだけではない。成形体の均一性が悪く、ふにゃふにゃな成形体となったりする。これは、290℃からゆっくりと温度を下げていったときの温度変化に対して、粘度が急激に変化するためである。
この急激な粘度変化は、結晶化が進行するためであるが、粘度上昇が起きる前は、シャバシャバであり、流動性が良好である。この特性は細かいところまで樹脂が流れ精密成型に向く。
PETボトルの回収材をそのまま、飲料用のPETボトルに用いる取り組みがなされ、一部の企業でケミカルリサイクルではない回収材を用いたPETボトルを飲料用に用いている。
しかし、できれば飲料用ボトルはバージン材で作っていただきたい。これは気分の問題であり、贅沢な望みかもしれないが。そこで、回収材の用途を増やすために、80%がPETで残り20%が、他の廃材高分子で構成された射出成形用の樹脂開発を15年ほど前に行っている。
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昨日の男子フィギュアスケートNHK杯は、すってんころりんと尻もちをついた選手が優勝し、完ぺきな演技をした選手が2位となる不思議な試合結果だった。
これは、素人が見ていて,おかしな結果と思った感想である。どちらの選手を応援しているわけではないが、2位の選手は、女子フィギュアスケート本田真凛選手との交際を堂々と宣言した選手である。
SPにおいて1位と2位は僅差であり、フリーの演技を見て逆転優勝したと確信した。最初の二つのジャンプはしっかり着氷しており、ビデオで再生してみても回転不足等はわからない。
しかし、GOEは0点であり「?」をいくつもつけたくなるような判定だった。採点について理解ができないまま、すってんころりんと転んだ選手が優勝するという不思議な結果に。
GOEという要素が伸びなかった、という解説がされたが、これには大いに疑問符が付く。素人には意図的に採点を操作したと感じるような結果であり、興味が消失した。
二位になった選手の演技は、全体からうけた印象では素晴らしかった。一つ一つの技について専門家ではないので不明だが、今年一年間の恋愛報告を審査員が批判した採点、と冷やかしたくなる。
以前にもNHK杯を見ていて採点に疑義がある試合があって、そのときもフィギュアスケートの協会から批判された選手の点が低かった。真剣にスポーツとして観戦しているファンにとってこのような採点には興ざめする。
今はビデオ機器など普及しており、あからさまな採点操作は、当方のようなファンでも気がつくことをお伝えしたい。昨日のような疑問の残る試合では、審査員団の説明が必要ではないか。
昨日の採点の詳細についてNHKの特別番組として放映しても面白いと思う(注)。素人には二位の選手の回転不足を理解できないのだ。何度ビデオを見ても1位の選手と変わらないジャンプの出来栄えに思える。採点状況の裏側を探っては楽しんでいるファンがいることをお伝えしておく。
二位になった選手には、「腐るな、SNSの写真を批判された結果と思いあきらめろ」、と激励しておく。本田選手との写真をSNSにアップロードする代わりに、練習風景のビデオをアップロードすれば採点が上がるかもしれない。
TVの同時解説と採点の結果との不整合もあり、昨日は、あまりにも日本的な茶番劇との印象を受けた。しかし、これがNHK杯で多いのも気にかかる。目の肥えたファンをバカにしたような採点は権威を落とすことも書き添えておく。
(注)フィギュアスケートをスポーツとして育成してゆくためにも昨日の採点の裏側について特番をすべきである。しかし、昨日のようなあからさまな採点操作では、特番も難しいだろう。彼女ができて女性ファンを獲得しにくい2位の選手を切り捨て、初々しい1位の選手を売り出したいという意図の見えた特番が作られるのかもしれない。羽生選手を育てたような展開がまた行われるのかもしれないが、それでは昨日2位の選手が報われない。
(追記)12月になってもNHK杯における宇野選手のフリーの演技について称賛する記事を見かける。当方もその余韻が残っているので記事を読むことになるのだが、あらためて当日の採点についてNHKは特番を組むべきだと感じている。フィギュアスケートというスポーツは芸術とスポーツとの両方の要素の入った競技であることを認識すべきではないか。
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今年の8月にマイクロソフトからExcel365にPythonが実装されるとの発表があった。マイクロソフト製品にはVBAが実装されているのだが、Pythonの普及からマイクロソフトはPythonを無視できなくなったのだろう。
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よく知られているように、VBAはBASICが基になったオブジェクト指向を実装している拡張言語である。ゆえにBASICよりも難しい。また、C#よりも不便である(個人的感想)。
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マイクロソフトの説明ではC#よりもVBAの方が易しいことになっているが、両者を使用してみるとC#のほうが易しくて便利である。VBAでできることは、すべてC#でもできるが、C#でできることがVBAでできない部分がある。
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それではPythonは、といえば、VBAやC#に比較すると、それほど高いスキルを要求されない。一応オブジェクト指向言語なのだが、使いやすさの観点でオブジェクト指向を使い、難解な点を無視してプログラミングができる、オブジェクト指向言語として中途半端さがあるからだ。
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この点に着目すると、Pythonのスキルに二段階あることに気がつく。すなわち、オブジェクト指向のスキルを身に着けたPythonプログラマーとそうでないプログラマーだ。
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後者であってもPythonを使いこなすことができる。但し、それなりの学習が必要になるが。12月の無料セミナーでは、オブジェクト指向のスキルを身につけられるような説明を行うが、そのレベルまでを目標とせず、使いこなすためのノウハウを提供する予定である。
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オブジェクト指向の良いところは、既成のオブジェクトを使いこなすだけならば、その部分の解説を丁寧に行えば、誰でも使いこなせるようになる点である。
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