昨日「ナノテク2019」が閉会した。この日午前中マテリアルズ・インフォマティクスデータ駆動型高分子科学の新展開」というシンポジウムがあるというので出かけてみた。
全体に昨年よりも参加者が少なかったが、このシンポジウムは満席で立ち見客が多かった。このシンポジウムに対して関心の高さがうかがわれるのだが、ただ残念だったのは、三菱ケミカル(株)竹内氏の講演が忖度の講演で、やや遠慮がちに話されていたことだ。
当方ならば、少し違うんじゃないの、と本音で語ってしまうところだが。竹内氏の講演は企業研究者として大人の講演であり、この分野の研究者に対して思いやりのあるすばらしい内容だった。
材料科学分野に数学者が関わていることに関しては、何も新しいことではなく、その昔パーコレーションの科学にその成功例がある。また、線形破壊力学も金属やセラミックスでは一つの成功例だと思う。今回その進化系が西浦氏から講演があった。
青柳氏の講演はOCTAのsushiをさらに発展させたやはり素晴らしい講演だったが、吉田氏の講演については、もう少し材料科学史そのものを勉強してほしい、と言いたくなるような発表だった。
当方は高純度SiCの事業化や、カオス混合装置の稼働するプラント建設など無機材料科学と有機材料科学の両分野を渡り歩いたキャリアだが、その立場からなぜ無機材料科学でデータベースがしっかりできているのかを勉強してほしかったと思った。
無機材料科学では、JANAFの熱力学データ集はじめ各種結晶のX線回折データ集が40年以上前から充実していた。またその分野からホスファゼンの研究に取り組んでいた学者が多かったせいか、リン化学に関してもデータベースが充実している、という知識はある意味で常識である。
そしてその理由も無機材料の研究者達は理解しており、そもそもその理解の内容が分かれば、高分子材料分野でデータベースがうまく構築できない理由も見えてくるのである。吉田氏のご専門が何かは知らないが、少し材料科学史を勉強されたほうがよろしい。
シンポジウムのタイトルを見るとものすごい高度な研究発表のように見えるが、青柳氏の講演は、高分子シミュレーション技術の現在の状況であり、西浦氏の講演は材料の破壊力学の最近の取り組みの講演だった。
おそらく吉田氏の講演がメーンテーマだったのだろうけれど、もう少し高分子だけでなく材料科学について演者が勉強されたほうがよいと思われるような内容だったのは残念。
文言は難解な言葉を使われていたが、今回の発表内容の程度であれば、すでにこの欄で紹介している。40年前にタイヤの軽量化を計算機で行い、ゴム会社のCTOに張りつけにされたあの実例である。この時に、演者の言葉を借りれば、いわゆるスモールデータから外挿し独自のタイヤ軽量化因子を導き出している。
そして出来上がったタイヤは一応短期間で評価可能なタイヤの性能を満たしてはいたが、それでは商品にならない、と恫喝された苦い体験がある。一言「すいません」と言うのが精いっぱいだった。大型コンピュータを使ったデータ駆動型タイヤ設計が40年前に行われていたのだ。
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2月から3月にかけて下記セミナーが開催されます。出席ご希望の方は弊社へお問い合わせください。
1.よくわかるシリコーンの基礎から応用技術
日時 2019年2月8日(金)10時30分から16時30分
場所 亀戸文化センター
受講料 45,000円
2.開発手法を中心にした信頼性工学の基礎
日時 2019年3月5日 (火)10時30分から16時30分
場所 千代田プラットフォームスクエアー
受講料 50,000円
3.高分子の難燃化技術
日時 2019年3月29日
場所 大井町きゅりあん
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おひとりさまでも、と始めた弊社のセミナーが好評のため、公募することになりました。基本的な取り決めは以下。
1.時間:13時30分から開始
2.参加者上限 6名
3.料金と講義時間:参加者1名の場合に2万円1時間のセミナー。参加者が一名増えるごとに1時間増加、最大4時間とします。質問時間は、人数に関わらず30分。
4.セミナー内容:参加者のご希望にお答えします。基本ルールとして1ケ月以上前に申し込み。内容や参加者は機密事項。
例:高分子の難燃化技術、高分子の混練技術、ブリードアウト、高分子のツボ(専門外の人に便利な内容です)、信頼性工学etc
5.場所:弊社事務所
詳細は弊社へお問い合わせください。なお、本件は弊社のサービスプログラムです。
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9月は台湾ITRIからの依頼で講演会がありましたが、国内の参加者はいらっしゃらないと思い、案内を掲載しませんでした。10月には下記3件の講演会が開催されますのでご案内いたします。参加ご希望の方はお問い合わせください。また、弊社にて特別価格で行うセミナーもございますのでお問い合わせください。例えば高分子の専門外の方が高分子について学ぶ特別少人数セミナーを弊社事務所で休日の午後を利用して安価(15000円/1名、基礎の基礎編は時間が短く10000円です。)に開催しておりますのでお問い合わせください。このほかの技術セミナー(料金は内容により異なります)についても随時受け付けておりますのでお問い合わせください。
1.テーマ:リチウムイオン電池の信頼性向上・難燃化技術
開催日時:2018年10月9日(火)10:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア 5F 503
(終了しました。来年1月ころにもセミナーが企画されています)
2.テーマ:プラスチック/ゴムの劣化・破壊メカニズムとその事例および寿命予測法
開催日時:2018年10月19日(火)10:30~17:30
会 場:日本テクノセンター研修室
参 加 費:48,600円(税込) ※ 資料代含
3.KRIワークショップ’18
2018年10月24日京都リサーチパークで開催されますが詳細は直接KRIへお尋ねください。本件につきましては弊社で受付できません。
以上
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9月は台湾ITRIからの依頼で講演会がありましたが、国内の参加者はいらっしゃらないと思い、案内を掲載しませんでした。10月には下記3件の講演会が開催されますのでご案内いたします。参加ご希望の方はお問い合わせください。また、弊社にて特別価格で行うセミナーもございますのでお問い合わせください。例えば高分子の専門外の方が高分子について学ぶ特別少人数セミナーを弊社事務所で休日の午後を利用して安価(15000円/1名、基礎の基礎編は時間が短く10000円です。)に開催しておりますのでお問い合わせください。また、企業向けの講演会も随時受け付けておりますのでお問い合わせください。
1.テーマ:リチウムイオン電池の信頼性向上・難燃化技術
開催日時:2018年10月9日(火)10:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア 5F 503
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
参 加 費:50,000円(税込) ※ 資料代含
弊社へお申し込みの場合には2割引きでご案内しております。
* アカデミック価格は 25,000円(税込)
2.テーマ:プラスチック/ゴムの劣化・破壊メカニズムとその事例および寿命予測法
開催日時:2018年10月19日(火)10:30~17:30
会 場:日本テクノセンター研修室
参 加 費:48,600円(税込) ※ 資料代含
3.KRIワークショップ’18
2018年10月24日京都リサーチパークで開催されますが詳細は直接KRIへお尋ねください。本件につきましては弊社で受付できません。
以上
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9月は台湾ITRIからの依頼で講演会がありましたが、国内の参加者はいないだろうと思い、案内を掲載しませんでした。10月には下記3件の講演会が開催されますのでご案内いたします。参加ご希望の方はお問い合わせください。また、弊社にて特別価格で行うセミナーもございますのでお問い合わせください。例えば高分子の専門外の方が高分子について学ぶ特別少人数セミナーを弊社事務所で休日を利用して安価(15000円/1名)に開催しておりますのでお問い合わせください。
1.テーマ:リチウムイオン電池の信頼性向上・難燃化技術
開催日時:2018年10月9日(火)10:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア 5F 503
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
参 加 費:50,000円(税込) ※ 資料代含
* メルマガ登録者は 45,000円(税込)
* アカデミック価格は 25,000円(税込)
2.テーマ:プラスチック/ゴムの劣化・破壊メカニズムとその事例および寿命予測法
開催日時:2018年10月19日(火)10:30~17:30
会 場:日本テクノセンター研修室
参 加 費:48,600円(税込) ※ 資料代含
3.KRIワークショップ’18
2018年10月24日京都リサーチパークで開催されますが詳細は直接KRIへお尋ねください。本件につきましては弊社で受付できません。
以上
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今週月曜日台湾ITRI(日本の産総研のような組織)から表題の講演の講師として招聘されたので終日講演したが40名近くの聴講者がいたのでびっくりした。さらに終了してからの名刺交換会で熱心な質問に圧倒された。
質問は当方にとって簡単な問題だったが、質問者は真剣に質問されていたので、通訳の女性が少し大変そうだった。講演は通訳の女性の能力が高くスケジュール通りに終えることができたが、この質問攻めで会場の制限時間をオーバーし、会場整備担当の方に少しご迷惑をおかけした。
全ての質問は、参加者が日ごろ困っている問題であり、問題の内容はシリコーン特有の問題ではなく、その上位概念である高分子技術に関して理解していないことだった。
ただ、このようなことは国内のセミナーでも経験をしており、質問を受けながら改めて世の中に実務を配慮した高分子の教科書が少ないことを実感した。例えば講演の内容に関してシリコーンユーザーの視点で書かれた教科書が皆無であり、資料を作るうえで参考になる資料を見つけることができなかったことからもそれが明らかだった。
さらに、これまでシリコーンゴムや樹脂について特化した講演が未経験だったので資料を新たに作成しなければならず大変だった。しかし、資料を作成しながら当方がシリコーンの専門家であることに気がついた。セラミックスから高分子まで専門領域が広い、と言われたりするが、いわゆる皆材料分野の一コマに過ぎない。当方は実務経験が幅広く豊富な材料の専門家なのだ。
シリコーンではこのようなキャリアがある。大学4年の卒論研究はアメリカ化学会誌に紹介されており、これはトリメチルシリルメチルグリニア試薬の合成から始まり、ゲラニオールの全合成に関する内容である。すなわちカーボンファンクショナルシランの合成と応用技術を学んだキャリアである。シランについては知らんことは無い。
就職してからは、ポリウレタン発泡体やフェノール樹脂発泡体の開発でシリコーン界面活性剤について研究している。この研究で製泡剤や消泡剤へのシリコーンの応用技術や細かいノウハウを習得している。さらに学会発表もしている。
高純度SiCではシリコーンを前駆体の原料に用いているし、またそのリアクティブブレンド技術も開発している。電気粘性流体の開発ではシリコーンオイルのデザインから始まり、短期間でホスファゼン難燃オイルまで開発する成果を出している。
極めつけは写真会社で退職前の5年間にシリコーンLIMSを用いて定着ローラの開発を部下に指導していたことだ。およそ35年間のサラリーマン生活では恐らくシリコーンメーカーの技術者よりもシリコーンの応用技術に詳しくなるぐらいの勉強や研究をしていたことになる。
また、実際に、定着ローラの品質問題では、問題解決の必要からシリコーン御三家の一社である某S社のシリコーン技術者の指導もしていた。この講演会を引き受けてえられた最大の成果は、相談者やセミナー依頼が無かったので特に意識していなかった自分の専門について独自の資料のまとめから気がついたことだ。
来月は電池技術のセミナーや高分子の劣化に関するセミナーの講師を引き受けているが、企業の技術者が講演しにくい他の技術分野についてもう少し当方の身に着けている技術を棚卸してゆきたいと思う。
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22日のセミナーは好評だったようで、参加者からメールをいくつか頂いた。参加人数も多かったが、翌日の反響の大きさも久しぶりだ。
ブリードアウトについては多くの方が困っているのだろう。これだけ科学技術が進歩していても簡単な現象で製品の品質が損なわれる。1980年代に科学では現象解明ができていてもその対策が現場に展開されていないためだが、その原因は技術者にある。
当方のセミナーでは、科学よりも現場の技術に力点を置いて説明している。だからといって科学を無視しているわけではない。先日でもブリードアウトの現象について科学的に解明している論文を回覧している。
この論文については、参加者から問い合わせがあれば無償サービスでpdfファイルとして送っているが、昨日のセミナーの参加者以外でも何らかの形式でサービスしたいと考えている。
この論文を読んで理解を深めたとしても当方のセミナーの実戦的な内容の価値に影響がないからだが、世の中には科学で現象を解明できてもノウハウを知らないと製品技術としてそれを生かせない事例が多い。
このブリードアウトという現象については、科学的には、高分子の溶解度と拡散速度で現象を説明することになるのだが、この説明によればブリードアウトは必ず起きる現象、という解しか得られない。さあ、どうする?
(注)中国で指導してきた経験からカオス混合でもブリードアウトが改善されることが分かった。すなわちブリードアウトの原因については、配合やコンパウンディングの段階まで考えなければいけない。
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6月末に上海で開催されたCMFデザインに関する国際会議で招待講演者として発表の機会があったので、30秒ほど弊社が開発した新技術についてお披露目した。講演の後、中国の放送局や出版社の取材を受ける決まりがあった。新技術について質問を受けた場合の回答を用意していたが、幸運なことに質問が無かった。
もっともこの国際会議の参加者は発表者も含めデザイナーばかりだったので30秒ほどの説明では気がつかれなかったのかもしれない。会社を起業してから7年になるが、カーボンクラスターの制御技術以外に新規技術がいくつか生まれている。
後発なので最初に紹介する技術として気が引けるが、CNTの水分散技術やこれを活用した樹脂の変性技術、同じくコロイド技術になるがホスファゼンによる皮革の難燃化技術、PC/ABSの新たな難燃化システムの開発、新規オリゴマーの開発とその機能、熱伝導性光散乱樹脂、絶縁耐性の高いPPSはじめPPS関係の技術など特許を書いていない技術も存在する。
多くは中国で開発し実用化している技術で単なる研究ではない。これらの新技術の一部はセミナーなどで公開しており、来月開催されるブリードアウトのセミナーでもブリードアウト防止技術として紹介する。またKRIからも講演依頼があるのでそこでもいくつかご紹介させていただく。ご興味のある方は弊社へご相談ください。
有料のセミナーで新技術を公開する理由はPRのためでもあるが、高価な参加料を支払って来ている方に学会では得られない情報提供をするサービス精神からである。当方のセミナーでは発明の方法や特許ネタも紹介しているので、その内容は学会発表よりも直接実務に役立つはずだ。
例えば皮革の難燃化技術は、皮革だけでなく他への応用も可能である。さらに単なるコーティングではなく革の内部にホスファゼンが浸透しており学術的にも興味を持てる内容である。おそらく結果をご覧になるとアッと驚かれるはずだ。これは日本の某中小企業から商品が販売されるはずだが残念なのは資金が乏しくそれがいつになるのか決まっていない点である。
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土曜日はサラリーマン時代に部下を学会へ出張させたときの話題を書いたが、学会以外にセミナー会社が開催している有料のセミナーがある。お弁当付きで5万円前後の価格で学会参加費よりはるかに高い。
退職後の技術成果は、もっぱらこの有料セミナーで公開している。理由はかつて若いころのトラウマと昨日書いたような実体を考慮してのことである。また、学会で発表するときにはお金を支払わなければいけないが、有料のセミナーでは逆に講演料を頂けるからわざわざ学会で発表するメリットが無くなる。
それでも学会から依頼されれば、講演料が無料でも条件付きで引き受けることにしている。その条件は学術データが無くても文句を言わないことである。すなわち、技術は機能の実現が目的になるので細かい機能と無関係のデータをわざわざ収集しない。
例えば、これは水に不溶のホスファゼンはじめコロイドになっていない難燃剤をコロイドにする技術の事例だが、この技術ではたった一日で皮革の難燃化まで実用化したため、公開できるのは正真正銘難燃性能に関するデータだけである。
オイル分散を使用せず、水不溶性の固体のコロイドを製造する技術は教科書にもいくつか書かれているが、今回開発した手法は、それらと全く異なる方法で学会で発表しても参考となる技術である。
しかし、35年以上前にフェノール樹脂とポリエチルシリケートから合成した前駆体を用いて高純度SiCを合成した成果を発表したときにSiCの反応速度論の話をしたら前駆体の質問が出た。企業の立場ではノウハウになるので答えなかったところ、無茶苦茶な言われ方をした(注)。
この技術発表以外にPPSと6ナイロンを相溶させた材料を用いた中間転写ベルトの学会技術賞の審査会では「嘘だろう」とか、有機無機複合ラテックスでは、「そんな技術は皆知っている」とか信じられないアカデミアの先生のご意見が飛び出した。
前者については企業の方がその後ポリマーフロンティアにおける発表の機会を設けてくださったのでカーボンクラスターの制御についてカオス混合技術を新たに開発した話として講演させていただいたが、これでは企業の技術者が学会発表をしなくなるのは当然だ。
このような経験から、新技術については有料セミナー以外では依頼されない限り学会で公開しないことにした。PPSと6ナイロンの相溶については審査会で透明なストランドを見せたが、6ナイロンが低分子量化したからだろうなどと適当な考察を言われた審査員の先生もおられたが、今そのストランドはスピノーダル分解が起きたために白濁している。
(注)その後この時の発表をベースに学位論文をまとめることになるのだが、国立T大某先生は頼みもしないのにまたその研究に関わってもいないのに勝手に自分を第一著者にして論文発表している。無機材研の先生方にしても必ず発表前には小生の許可を申し出てくださったがこの先生は勝手に自分のご研究のように発表された。それでも学位論文のお世話をしてくださったのなら多少は我慢できるが、結局T大のこの先生はなにもしてくれず、学位審査に関わる他の主査の先生から奨学寄附金の請求を受けたため、ゴム会社からすでに奨学寄付金が支払われていたこの大学を当方から辞退している。何もしなくても金さえ出せば学位を出すというような態度で腹が立ったばかりでなく、いかがわしい店と変わらない怪しげな扱いだった。その後中部大学で学位を取得しているが、中部大学では親切なご指導と英語とドイツ語の語学試験も実施されたフルコースの試験など丁寧な審査で学位の価値を十分味わうことができた。なおこれは25年以上前の話だが、当初英文でまとめた学位論文をすべて日本語に書き直している。理由は英文であるとコピペをされてもわからないから、ということだった。すでにコピペ対策が取られていたのだった。たしかに日本語であれば文体にそれぞれの個性が出るのでコピペ部分はわかりやすい。
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