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2015.07/22 未だ科学は発展途上(1)

20世紀は「科学の時代」と言われた。今「科学の時代」という言葉をあまり聞かない。科学が当たり前になってきたからかもしれない。一方でSTAP細胞の騒動のようにこんなことも分かっていなかったのか、という事柄が突然飛び出しビックリしたりする。

 

STAP細胞について動物ではありえないことになっている、ということを初めてあの騒動で知った。植物でカルスが話題になった時代にその現象を学んでいたからだが、そのとき動物では現在研究中となっていった。

 

昔先端技術のごとく書き立てられていたことがその後どうなったか調べてみたところ面白いことがわかった。機会があったらこの欄で書いてみたいが、STAP細胞のような騒動が過去にもいくつもあったのだ。ただ、あそこまで大騒ぎにならず、一度科学雑誌などで話題になり、その後消えていった科学の成果がいくつかある。

 

社会人になった時にタイヤ会社に入社した関係で超音速滑走体の研究がその後どうなったのか少し調べたことがある。当時もう誰も見向きもされなくなっていたその研究は、当方が小学生の時に名城大学の某先生がご研究をされていた。

 

地元の中日新聞は実験があるたびにニュースとして取り上げていた。国の補助金が使われていたからかもしれないが、地球上を滑走するもっとも早い乗り物というのが当時のキャッチフレーズで新聞には鍋田干拓地の実験場の写真が一面に載っていたりした。当方が大学に入ったころにはその話題を聞かなくなった。(続く)

 

 

 

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