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2015.11/15 昨晩のNHK「認知症革命」がーーー

昨晩、NHKシリーズ「認知症革命」を見た。今晩その続編が行われるので物忘れがひどくなった諸兄は、ぜひ見ていただきたい。昨晩は、「ついにわかった!予防への道」という副題がついていた。すなわち認知症を予防できることが分かったそうだ。そして番組内で予防法を説明していた。そして、それを聞いてびっくりした。最近の自分の変化に合致しているのだ。
 
まず、番組を見なかった人のために、予防法を簡単に説明する。その予防法のメカニズム等詳しいことは、再放送あるいはNHKオンデマンドでも見ていただきたいが、予防法そのものは大変簡単な方法である。すなわち、一日一時間早足で歩けばよいそうだ。認知症予備軍の人が1週間に3日、一日一時間早足で歩いたところ、症状が改善されたとのこと。
 
この予防法発見のきっかけは、認知症予備軍の人の歩行状態の研究からだそうだ。歩行速度が秒速80cm以下になると認知症予備軍である、という発見以外に、歩行の時の力のかかり具合が正常な人と異なってくるという。そこで、早足で歩く訓練を取り入れたら、症状が改善されたので予防法の発見につながったそうだ。
 
番組では、さらに早足歩行と筋力トレーニングを組み合わせるといいことや、記憶力のトレーニングも並行して行うと効果的であるとの説明があった。ところが、当方の体験によれば、これらの方法で正常な人にも思わぬ効果があるので以下その体験について述べる。
 
数日前の活動報告で、食生活を変えないでダイエットができるかどうか試していることを書いた。そこで、水泳はあまり効果が無かったが、毎日30分以上の早歩きとダンベル体操を行ったところ体重が下がり始めた、と書いた。以前の活動報告では書かなかったが、30分以上の早歩きでは、テンポを維持するために、過去に国際会議で講演を行った時の録音を聞いている。
 
このような習慣を取り入れてから、体重が減り始めただけでなく、なぜか頭が少し若返ったような気がしていた。買い物の支払いでは、概算の値がレジの値に近くなったり、C#のプログラミングでは、バグをプログラム動作前に気がついたり、何よりも昔チャレンジしたギターをまた弾きたくなったことなど驚くべき変化だ。
 
写真会社を退職する半年ほど前から、新しい事や細かいことを少し面倒に感じるようになっていた。老化が始まっていたのだが、ダイエットに取り組み始めてから、特に早歩きとダンベル体操を始めてから、身の回りのこまごまとしたことを面倒と感じなくなっていた。なぜかはわからなかったが、昨晩の番組を見てその理由がわかった。脳みそのネットワークが活性化するのだそうだ。もし、50を過ぎて少し老化を感じ始めた方々は、早足歩行と筋トレを習慣に取り入れると良いと思う。特に早足歩行は、医学的にもその効果が解明されているそうだ。

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