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2016.11/16 宮間あや選手の退団

「サッカー女子・岡山湯郷ベルの“顔”として長年活躍した宮間あや選手(31)の退団を受け、岡山県内関係者からは14日、湯郷を愛し地域活性化に貢献したことへ感謝の声が聞かれた一方、主力選手が相次ぎ退団した騒動についてチームに説明を求める意見も上がった。」と、ヤフーニュースで報じられていた。
 
このニュースをこの欄で取り上げるつもりは無かったが、WEBには岡山湯郷ベルについていろいろ悪いうわさが書かれていた。ニュースには、「湯郷温泉女将(おかみ)の会の峯平滋子会長(73)は「これだけ貢献してくれた人。後ろめたい気持ちで去ってほしくない。最後は退団セレモニーで送り出してあげたい」と声を詰まらせる。」とまである。
 
表に出ている情報によれば、二部降格となるこのチームの監督に問題がありそうだが、監督の更迭の話は出ていない。ただ半年ほど前に宮間選手との確執があり、契約が切れる先日まで引き止め、円満退団としたニュースがでていた。サラリーマンの早期退職も大抵は円満退職となる。当方がゴム会社を退職する時もそうだった。
 
当方は、上司からキャリアを汚さないために、との説明を受けたが、大抵は組織の都合だ。組織の都合で問題があってもそれを隠すために円満退社とする。6年間過重労働の死の谷を歩き、住友金属工業との契約もまとまり、たった一人で努力してきた高純度SiCの事業がこれから順調に立ち上がってゆく状況を前に円満退職するサラリーマンなどいない。
 
岡山湯郷ベルは二部降格であり、状況は当方の場合と異なるので、この欄で取り上げるつもりが無かったが、WEB情報では組織の問題が指摘されている。
 
ヤフーニュースにも「チームは今年、監督代行の確執が原因とされる宮間ら主力選手の退団騒動で揺れ、日本代表でともに活躍したGK福元美穂選手(33)は移籍の道を選んだ。8年前からチームを応援しているサポーターの松本信幸さん(44)は「何がごたごたの原因だったのか。何の説明もなく、フラストレーションばかりがたまった。サポーターをないがしろにしないでほしい」と訴えた。」とある。
 
チームの責任は監督にあるので、おそらく問題は監督にあるのだろう。今の時代、組織の問題を隠そうと考えるリーダーは、根本の考え方を変えなければならない。情報は必ず漏れるのである。悪い情報は必ず洩れることを前提としなければいけない。すなわち組織の問題を積極的に開示できるリーダシップこそ重要である。サポーターに支えられているスポーツではなおさらである。悪い情報を隠そうとするとさらに悪い事件へと発展するものである。過去の企業事件を見ればほとんどが過去に問題を隠すという行為を行っていた。
 

 
 

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