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2016.12/26 フィギュアスケート全日本選手権の結果

今年のフィギュアスケート全日本選手権では、スポーツの世界における世代交代のすさまじさと日本のフィギュアスケート界の選手層の厚さを知った。特に浅田真央選手にあこがれてスケートを始めた女子選手達の台頭がめざましかった。

 

最年長の浅田選手は12位となり、世界選手権の切符も得られなかった。野球評論家の張本勲氏(76)が25日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・0)の名物コーナー「週刊・御意見番」で彼女のSP8位という結果に対して、「やっぱりどうでしょう、厳しいけどスポーツ選手の宿命だよね。力がなくなったら。若い子が出てきているからね」と厳しい意見を語った。

 

浅田選手の今年の結果については、ヒザの怪我による調整不足が伝えられていた。スポーツ選手の怪我については、運不運もあるが、スポーツが肉体を用いた力の戦いと言う意味で張本氏の意見は正しいだろう。ただ、観戦する方はそれを超えた力の発揮に期待している。

 

浅田選手の今季は、女子スケーターとしてチャレンジのシーズンだった。浅田選手の実績は恐らく日本の過去も含めた女子スケーターの中ではトップクラスではないだろうか。銀メダルで終わったオリンピック以外の主要世界大会では、すべて金を取っている。この実績は日本で唯一のオリンピック金メダリスト荒川静香氏を圧倒する。

 

浅田選手は競技後選手を続行するとの気持ちを述べていたが、是非来シーズンもオリンピックを目指してチャレンジして欲しい。今の日本で欠けているのは、力を持っていた人たちのチャレンジ精神だ。

 

 

カテゴリー : 一般

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