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2016.12/28 自己実現の目標

故ドラッカーは「何によって覚えられたいか」が人生の目標を決める、と言っている。すなわちこれが自己実現の目標であり、年をとってもそれを大切にして生きることで老いを重ねる、とでもいうのだろう。

 

全日本選手権における浅田真央選手の挑戦を見て、この言葉を思い出した。彼女の代名詞はトリプルアクセルである。彼女はこれができてこそスケート選手としての自分がある、と考えリスクを承知で挑戦した。

 

高度経済成長では、そつなく無難に生きていても問題は無かった。すなわち、本来社会のために挑戦すべき人が優等生で生き続けても許される時代だった。そのような時代でもゴム会社では新入社員の訓示で「火中の栗を拾える人材」が強調された。

 

ゴム会社は日本では珍しい社風の会社で少なからず問題も起きたが、入社時には世界6位だったのがバブル崩壊後世界のトップになった元気の良い日本の企業である。

 

これは経営陣のチャレンジ精神が伝統ゆえの結果であるが、日本企業の多くの経営陣はそれが乏しく、20年間のGDPが横ばいというグラフにその成果が現れている。

 

今日本企業の経営陣の中にはサラリーマン出世競争のゴールを楽しんでいる人もいるかもしれないが、世界一を目指してチャレンジしてほしいものである。弊社もニッチでよいから世界一を目指して起業しそこを目標に努力している。

 

創業から現在まで赤字だったが来年は黒字の経営計画を作成することができた。来年こそは、とは浅田選手も弊社も同じ気持ちである。皆様の応援と来年も弊社の企画するセミナーへのご参加をお願いします。明日から1月3日まで弊社は休みになりますがよいお年をお迎えください。

カテゴリー : 一般

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