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2017.10/01 解散総選挙

マスコミ報道によれば、野党の準備が整う前に解散総選挙を行い勝利する予定でいた自民党が、この1週間の野党の動きの中で慌てているという。また、有権者のアンケートには、自民党が驚くような結果も出ており、当方もびっくりしている。

 

このような急激な変化を政治の世界に引き起こしているのは、SNSはじめ情報化時代ゆえの無料インフラの役割があるが、民進党前原代表のあっと驚く決断と小池都知事のマスコミ操作のうまさの寄与が大きいだろう。また、あらかじめ商標登録を済ませていたといわれている希望の党は、あたかもアジャイル開発を見ているような誕生の仕方をしている。

 

小池都知事の政治手法は、ワイドショーで語られているように、マスコミ出身というキャリアのなせる業だろうが、前原代表の今回の決断にはリーダーの在り方を教えられたような気がする。もし今回の総選挙で自民党が負けるような状況になれば、この決断は恐らく政治の歴史の一シーンとして語り継がれるに違いない。

 

事前にドミノ倒し的離党が起き始めていたのでやがては民進党は消える運命だったかもしれないが、少なくとも先週の前原党首の決断については賛否両論あったようにリーダーの決断事例として改めて検証し、学びの事例とする価値があると思っている。

 

今回の解散前に小池氏と民進党の一部が話し合いを進めていた、という情報があるが、離党者の顔触れやその扱いを見ていると、明らかに状況を判断してリーダーが難しい意思決定をした事例だと感じる。総選挙の結果がどのようになるか大変興味深い流れになってきた。

 

一週間以上前には自民党圧勝の可能性がささやかれ、選挙の興味はトヨタ自動車よりも有名になった豊田議員や二発の文春砲を浴び民進党幹事長になり損ねただけでなく離党まですることになった山尾議員の「禊選挙」にあった。しかしそれが簡単にひっくり返るのが情報化時代ゆえだろう。

 

 

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