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2018.07/20 立ち読みのできる本屋

この数年気になっていたことだが、雑誌の立ち読みをできないようにする書店が増えた。地元の駅前の本屋も昨年からすべての雑誌に紐がかけられている。仕方がないので立ち読みのできる本屋をわざわざ探し出して、今では車で15分ほどかかる本屋まで本の立ち読みに出かけている。

 

当方のこの行動から立ち読みのできない本屋は売り上げが減るのではないかと思っていたら、小学館がコミック誌の包装を廃止したところ売り上げが20%向上したので、各書店にコミック誌の立ち読みができるように呼び掛けているという。

 

そして最近数値として実績が出てきて、立ち読みが全くできない書店と立ち読みができる書店では売り上げベースでやはり20%ほど異なり、立ち読みのできる本屋の方が売り上げが高いという。

 

昔はどこの本屋でも立ち読みが可能で、本は立ち読みしてから購入する商品だと思っていた。しかし雑誌が痛むという理由で立ち読みができないようにする書店が増加し、その結果客足が遠のき、書店がつぶれていったのかもしれない。

 

とにかく小学館の呼びかけは歓迎したいが、不思議に思うのは、書店でもお客が減った原因として立ち読み禁止が関係していることになぜ気がつかなかったのだろうということだ。

 

以前この欄で書いたが、当方は雑誌の定期購読をしていない。本屋で立ち読みし面白い本を買うことにしている。多い月には4-5冊雑誌を購入する月もある。最寄駅前の本屋ももう一度立ち読みができるようにしてほしい。

 

ガソリン代と駐車料金で雑誌一冊分の値段になる。ガソリン代は今時燃費の悪い無鉛ハイオクガソリンを使った車の影響なので本屋に責任は無いが、本屋に行くためだけに電気自動車を購入する気にはなれない。

 

 

カテゴリー : 一般

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