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2019.03/05 職場の問題の記事

平成の働き方の変化、ハラスメントはなぜ増えたか、という記事を昨日見つけた。その記事に次のようなことが述べられていた。

「これは、セクハラやパワハラが悪いことだと世間に認知され、「我慢しなくていいんだ」と考える被害者が増えたこともあるでしょうし、いじめや嫌がらせの内容が昔に比べてひどくなっているという可能性も考えられます。」(ヤフーニュースやつづかえり氏の記事から引用)

 

この見解について、前者について同感だが、後者については昔のほうがひどかったので、この意見は外れているように思う。

 

例えば、小生は20年ほど前にフロッピーディスクを壊されるような嫌がらせを受けてゴム会社から写真会社に転職しているが、「この程度は大したことではない」というのが当時の見解である。

 

しかし、当方はこれを異常な犯罪として捉え、せっかく立ち上がり始めた高純度SiCの事業を他の人に任せ、転職している。少なくとも20年ほど前は、職場のハラスメントに対する感覚が今ほど敏感では無かったと思う。

 

転職後、社外活動の機会が増えたので、職場の問題を他社の方から聞く機会が増えたが、さすがに当方ほどひどい事例は聞かない。むしろ、20年間に職場の問題は、改善されてきたはずである。

 

写真会社を早期退職し起業したら、ゴム会社から講演依頼という最初の仕事が飛び込んできた。転職した時の古巣からの依頼だったが、聴衆の雰囲気は20年前とすっかり変わっていた。そこに経営陣の努力を感じた。

 

多くの会社は、職場を働きやすくすることが業務効率につながることに気がつき、ハラスメント撲滅に努力しているのが実態ではないか。注意しなければいけないのは、ハラスメントに過敏になりすぎると、コミュニケーションやOJTに障害が出てくる可能性がある。

 

2年ほど前から品質データの改竄問題が明るみに出たりしているが、これが、上司が部下の指導を厳しくできなくなった結果であると厄介である。

カテゴリー : 一般

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