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2019.03/24 イチロー選手の引退

昨日は金曜日夜中に行われたイチロー選手引退会見のニュースが多かった。その中で、「引退おめでとう」という記者の挨拶がイチロー選手に対して失礼かどうか、という議論があった。

 

意見の一つに、欧米では日本の様な最後という意味よりも新しい門出の意味が強い、という説明があった。卒業も同様だから、忌み嫌う言葉ではなく、祝福のおめでとうがふさわしい、という説明は何となくもっともらしい。

 

当の本人は、引退したからと言って野球をやめるわけではないのだから、という発言をされていたそうなので、外野のこのような意見はどれも不適切と思われる。しかし、議論の中で展開されていた意見が面白かったので全部読んでみた。

 

読み終えてみると、クビになったのではなくイチロー選手が自ら決めたのでおめでとうがよい、という意見が今回は妥当なのかもしれない、と思えてきた。

 

人生の最後である死以外は、何でも自分で最期を決断することができる。他人に引導を渡されてから決断するよりも自分ですべて最後を決めたほうが気持ちの良い人生をおくれる。

 

しかし、現代はサラリーマンでさえも定年まで勤めあげることが難しく、定年の前に肩たたきがあるような時代である。

 

野球選手であれば自由契約と言われるケースが多いので、その前に引退を自分の意志でイチロー選手は決めることができたのだから「おめでとう」で失礼ではないだろう。

カテゴリー : 一般

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