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2019.09/24 働き方改革(3)

日産ゴーン元社長に続き、西川社長が辞職に追い込まれた。そもそも西川社長は胡散臭い人物と誰もが感じていたに違いない。

 

ゴーンが汚職をやっていた時に、その側近が全くシロになることは、会社経営では、ありえないのだ。少なくとも規模の大きな会社では社長一人で悪事を働くことはできない。

 

もし、それが法律上証明されたとしたら、それは会社組織がおかしいのだが、会社組織を訴える方法は無い。会社組織については株主の責任となる。

 

「なつぞら」で、なつのおじいさん、草刈正雄が夏の育てていた牛から取れたミルクで造ったアイスクリームをほおばるなつに対して、大変いい言葉を発していた。

 

「一生懸命働けば、このように必ず報われる。一生懸命働いても報われないのなら、それは働かせているやつが悪い。そんなやつのところからは、さっさと出てゆけばよい。」

 

当方はゴム会社で、当時会社方針だった新規事業を先行投資2億4千万円を社長承認の投資を受けて起業した。その事業はその後、30年そのゴム会社で事業として続き、もし勤務していたら当方が退職したであろう年に名古屋のセラミックス会社に売却された。

 

おそらく30年間に先行投資分は回収されたと思っている。

当方は起業してから、上司の理解もあり6年その業務についてほとんど残業代を申請せず頑張ったが報われなかった。報われなかったどころか、新しく研究開発本部長となったI取締役からは、電気粘性流体の耐久問題を解決せよと言われた。

 

ちょうど前任者の浦川取締役のご指導で見つけた住友金属工業とのJVを立ち上げた時である。新事業を一人で担当していたので、I取締役の命令は、JVを辞めよというのに等しかった。

 

業務内容から一人では推進不能の業務量となったからである。電気粘性流体も研究開発スタートしてから6年ほど経っていたが、高純度SiCと異なり実用性の無い状態だった。

 

I本部長から言われ、住友金属工業とのJVを推進しながら、電気粘性流体の増粘防止技術の実用化、電気粘性流体用粉体開発、電気粘性流体の難燃化用にホスファゼンオイル開発をその残業代を申請せず3.5年間行ったが、報われないどころか、さらに最悪の事態になりFDを壊されるという事件が起きた。

 

恐らくI本部長は犯人を知っていただろうと思われるが、事件そのものを隠蔽化の方向に動いた。ちょうどその時ヘッドハンティングの会社から写真会社を紹介された。

 

このヘッドハンティングの会社は、当方が無機材質研究所に留学していた時からセラミックスの会社へ転職を勧めてくれていた企業である。

 

当方は、転職先のキャリアがセラミックスとなるので高分子技術の会社ならば転職すると応えていた。

 

そして6年間、ヘッドハンティングの会社は、いろいろな企業を当方に紹介してくださったが、写真会社は唯一高分子技術を担当業務として求めていた会社だった。条件もよかった。

カテゴリー : 一般

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