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2020.05/18 CASE

このコロナ禍で自動車各社が大変である。ゴーン氏が「日産はあと2年で倒産する」と言い出しているが、無責任な発言である。

 

日産自動車と言えば、昨年までの数年間日本市場に新車の発売は少なく、カーディーラーも大変だったようだ。また、国内の新車販売は、3位に転落している。

 

この6月にはジュークの後継としてキックスと呼ばれる新車が発売されるが、この車はすでに海外で販売されてきた車なので、まったくの新車ではない。

 

夏過ぎにはワールドプレミアムとしてアリアと呼ばれる車が、世界に先駆け日本で発売予定と噂されているが、日本におけるキックスは、この導入の役割を担うのだろうか。

 

そのため、eーPOWERと呼ばれる、電気自動車の雰囲気を味わえる、いわゆるハイブリッドエンジンとは異なる動力(エンジンで発電しながらモーターを回すので電気自動車)を搭載予定と言われている。

 

また、標準でディスプレーが装着され、携帯電話との連携はじめ、コミュニケーションツールとして工夫されているらしい。

 

すなわちアリアはCASEを具現化した新世代4駆として位置づけられており、その良さをキックスで先駆けてユーザーに見てもらおうというわけだ。

 

自動車各社は、今CASEのコンセプトで開発を進めているが、国内においては、スカイラインで自動運転レベル2を日産は実現(注)し、アリアでも同等以上の自動運転機能となる、とモーターショーで発表された。

 

国内でCASEのコンセプトをいち早く実現している日産だが、ゴーン問題とこのコロナ禍で倒産が噂されるような経営状態となった。ルノーとの関係など考慮すると悲惨なケースとならないよう、経営者は頑張ってほしい。

 

(注)高速道路で手放し、居眠り運転はできない。この意味で完全な自動運転ではない。この車でよそ見をしたり、目をつぶっていたりしていると、車に叱られる。プロパイロットは、スカイラインハイブリッドのみの設定であり、一番ホットな400Rには搭載されていない。またオプション設定もされていない。プロパイロット2.0が交通標識も認識し、制限速度を遵守して動作するので、400Rに搭載しないのは納得できる。自動運転を体験するならハイブリッドスカイラインだが、400Rは、GT-Rより安いハイパフォーマンスカーであり、試乗するとアクセルを踏み込んだ時のわくわく感はこちらの方が自動運転よりも高い。

 

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