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2020.05/30 ウィルスとの戦いは技術的である

ウィルスバスターは、ワクチンがあればそれを利用し集団免疫による戦略をとれるが、新型コロナウィルスに対してはワクチンが無いので行動変容すなわちウィルス出現前の行動と出現後の行動を変える方法でウィルスに対抗している。

 

すでに衆知なった、3つの「密」を掲げた行動変容がそれである。ワクチンによる集団免疫は科学的に理解しやすいが、行動変容は科学的にとらえにくい。

 

2ケ月前3月22日に放映されたNHKの特番で、ウィルスバスターは毎日のデータを見て考えながら対策を練っていると回答している。

 

すなわち今取られている戦略は、どちらかと言えば科学的ではなく技術的と表現したほうが正しいのかもしれない。

 

当方はサラリーマン時代に科学的ではない方法で高純度SiCの新規合成法の開発やカオス混合プロセスの発明、帯電防止層の開発、そして転職する原因となった電気粘性流体の耐久性問題の解決などの成果を出してきた。

 

当方の成果だけでなくノーベル賞を受賞している山中先生もヤマナカファクターをあみだくじ方式という非科学的な方法で開発している。

 

すなわち、科学的ではなくても成果を出せる方法があるのだ。行動変容という戦略では、科学的に議論を進めにくいので、当然担当している研究者以外からは批判が出てくることもある。

 

しかし、相手は見えない敵であり、科学的に100%勝てる方法が無い限り、非科学的方法でも明るい未来が見えるならば、一致団結して日本のウィルスバスターに協力した方が良い。

 

 

カテゴリー : 一般

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