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2020.12/19 山辺高校飲酒問題

昨日のWEBニュースに表題の問題が扱われていたが、驚いたのは「18歳未満の飲酒は法律違反である」という視点がどこも抜けていて、全国高校サッカー選手権出場の是非の議論に終始していた。

 

 

これほどおかしな問題はないのである。教育だろうが何だろうが、社会はまず法律判断について結論を出さねばならない。これが社会の認識として共通なはずだが、この議論が欠落していた。

 

 

当然法律違反を生徒が犯していたのだから、親か教育者にも法的な責任が議論されなければいけない。そのうえで出場の是非の議論だろう。

 

 

正しい問題を正しく解いていないから、法律違反を犯した選手について、出場できる人とできない人が出てきた。正しい問題を設定せず、また間違った問題を解き、出てきた答えについて議論しているのだからどうしようもない。

 

 

高校教師の教育者としてのレベルの問題も出てきた。すなわち山辺高校の校長も含めた先生方は社会人としての能力も標準以下である。すなわち法律について理解していないから標準以下でなく×をつけてもいいくらいだ。

 

 

ニュースを読むと山辺高校の怪しい先生も出てくるので、ますます問題が複雑になってくる。それに対して教育委員会も指導できないのだから、この問題は、単なる飲酒問題だけでなく、奈良県の教育委員会も含めた教育界全体の問題も議論されなくてはいけないのだろう。

 

 

校長が正しい問題を設定できず、間違った問題を正しく解かないと、問題は大きくなるばかりだ。問題が大きくなりすぎると誰も正しい問題が見えなくなり、「たかが飲酒の問題だろう」というとこに落ち着いたのが今回のニュースの扱いだろう。新聞記者も社会における法律のことを忘れている。

カテゴリー : 一般

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