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2021.01/15 考える(3)

責任感を持ち、謙虚に現実を眺めて問題設定し、その設定した問題が正しいかどうかよく検討する、と昨日まで説明してきた。

 

 

しかし、現実なり現象を責任感を持って、謙虚に眺めてみても問題が良く見えてこない、という人がいる。それは、責任感の意味をよく理解していない人だ。

 

 

現実にはいつでもあるべき姿というものがある。社会人とは常に社会のあるべき姿を規範にして生きてゆく努力をしなければならない。

 

 

このような不断の心がけをしておれば、あるべき姿と現実との乖離が見えてくる。ドラッカーはこれを「問題」として定義している。

 

 

自然現象に対しても同様で、形式知から当たり前の現象が起きていないならば、そこに問題がある。そして問題を引き起こしている機能がある。

 

 

ヒューリスティックな解を得るコツの一つに、形式知を総動員して現象を記述してみる方法がある。その時形式知から考えておかしいことが見えてくる。その時新しい機能が見えてくる。

カテゴリー : 一般

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