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2021.03/07 ペンタックスK-3

新製品ペンタックスK-3の度重なる発売延期の末、今年3月2日に新製品の紹介動画が公開された。しかし、紹介動画の公開はされたのだけれど、発売日についての情報がどこにもない。

 

 

最初の発売延期から新製品についての紹介動画が、ペンタックスのサイトに掲載されるようになり、いずれも開発技術者の思いを伝える様な内容になっている。

 

 

このような動画は、2-3篇であれば効果的だが、幾度も発売延期が伝えられた末、今回は元気のない技術者の紹介動画である。

 

見ようという意欲からこの新製品が販売されないのではないかという好奇心に代わり、3月2日の動画を結局最後まで見た。

 

学生時代にペンタクスカメラを購入して以来使い続けてきた。デジタルカメラの時代になり、ニコンを使い始めたが、K10がでたころから、またペンタックスに戻った。

 

ニコンカメラとペンタックスカメラは、デジカメになってもその個性の違いが明確である。雑誌の表紙やポスター写真などにはニコンカメラが適しているように、ペンタックスは個人で家族を写す楽しみに秀でていた。

 

ペンタックスのカラーバランスは写真同様の記憶色に近く、長くフィルムカメラを使用してきた一部マニアにはペンタックスでなければというファンが多い。

 

しかし、今回の新製品についてそのPRの仕方は、こうしたファンを愚弄するものである。技術者が作りたいカメラなのか、ファンに喜ばれたいカメラなのか、もちろん後者でなければヒットしない。

 

30年以上前に、ビデオテープの規格について、ベータは無くなるの、という新聞各社の一面を割いた広告が話題になった。そして、一気にVHSテープの時代になった記憶が思い出された。

 

カメラに興味のない方も含め、一度ペンタックスのサイトをのぞいてみていただきたい。カメラに対する興味よりも新製品を本当に出せるのかどうかという好奇心が湧いてくると思います。

カテゴリー : 一般

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