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2021.03/28 水素による製鉄業

鉄の生産では大量の二酸化炭素が発生するということで水素による製鉄業が研究されている。これは科学的に考えれば、当たり前の王道研究である。

 

 

科学的にはナンセンスかもしれないが、発生する二酸化炭素を全量回収して有機物に変換するプロセスができれば、水素による製鉄の研究は不要である。

 

 

二酸化炭素を有機物に変換するプロセスは、光合成として植物が行っており、かつて人工光合成の研究が国プロで進められた経緯がある。

 

 

変換効率が悪く実用化には至ってないが、変換効率については工夫のしようで改善できる可能性が高い。なぜそれでもこれを研究しないのかというと、経済性を用いて否定証明している。

 

 

しかし、鉄生産では二酸化炭素が豊富に出るのだ。これを有効活用する方法が人工光合成しかないのであれば、若い人の中にライフワークとして取り組む人が現れてほしい。

 

 

水素を用いた製鉄業は科学的に実現可能性が最も高い技術だが、従来の製鉄プロセスに二酸化炭素回収技術を取り付ける方法も人工光合成を実用化できればその有効性は高いと思っている。

 

カテゴリー : 一般

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