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2021.08/19 オーディオ業界に学ぶ(8)

当方は仕事中音楽を聴くながら族である。デスク周りにスピーカーが3セットある。1セットはギター練習用のアンプセットであり、2セットがオーディオ用である。この3セットのオーディオ用を事務所で使い分けている。


仕事に没頭すると聞こえなくなるぐらいの小音量で聴くスピーカーは、マークオーディオの付録スピーカーを使用した手作り品である。このスピーカーは音工房Zの販売した限定品のキットを使用しているのだが、すこぶるよい音がする。


トランペットは金管楽器としての音が、ウッドベースはあたかも木の響きまで聞こえてくるような分解能が高く歪率の小さいスピーカーである。他の一つはオルトフォンの60W耐入力高級スピーカーである。こちらのスピーカーは休憩中に大音量で鳴らして音楽に包まれたいときに使用している。


面白いのはこのオルトフォンのスピーカーで、小音量で聴いていると振動板の材質PPの癖が耳につくが、大音量にするとそれが消えて小音量のマークオーディオのスピーカーのような音になる。ただし老人性耳鳴りが無くなるほどの大音量ではあるが。


3セット目のギター練習用のスピーカーは1960年代一世を風靡したJENSENスピーカーを使用している手作り品で、オープンキャビネットはもちろん密閉式やバスレフにもなる箱に入れている。


箱の形式により、スピーカーの音色が変る。ギターの練習をしていると、なかなか進歩せず練習意欲が低下することがたまにある。そうすると箱の形式を変更してスピーカーの音色を変えるのである。


エレキギターのスピーカーはハイファイオーディオ用のように周波数特性などのハイファイ的制約は無く、音の音色が全てである。1960年代の技術そのままで作られたスピーカーの音色を色々変えて楽しんでいる。

カテゴリー : 一般

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