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2021.10/26 ソフトバンクのガスインフラ参入

ソフトバンクが東京ガスから供給を受け、ガスを販売するという。それも5%程度の割引価格である。さらに携帯電話ユーザーには5%の割引がある。


かつて、オール電化の掛け声でガス業界は将来の事業を心配した時代があった。2000年前後には東京ガスは、ガス発電システムの販売を発表している。ゴリラが出てくるあのCMも当時の東京ガスの活動の延長線上のキャラクターである


ところが数々の災害で電気のインフラが脆弱であり、ガスインフラが意外にもタフであることが分かってきて、オール電化の勢いはどこかへ消えた。


ご存知のように東京では災害対策のために無電柱化、すなわち電線を地下へ埋設する事業を展開しているが、町を見ればわかるように主要道路でさえ不十分な状況だ。


20年以上の間にガス発電システムはかなりの普及をしている。新築の家で太陽光発電システムを導入しているところはエネファームを同時に取り付けている例を近所で見かける。


電力自由化で余剰電気を個人が販売できるようになったためで、分散発電システムが稼働し始めた。おそらくガス発電システムは、これからも需要を開拓してゆくと思われるが、そうなると今度は電力会社の事業が心配になる。


その昔、IBMは大型コンピューターのリース事業で急成長したが、インターネットを待たずして、マイコンの普及による計算業務の分散処理が進み成長が止まった。それと同じように電力会社は原子力に頼っているとその事業は大型コンピューターと同じ末路になる。世の中は分散処理へ向かう、という人間社会の流れが新しい経験知として生まれた。

カテゴリー : 一般

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