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2022.04/30 企業経営

知床半島の遭難事故について、経営者の資質が問われている。この経営者は、ある経営コンサルタントの指南を受け、多角化を行い、経営の素人から脱却したと言われている。


そしてその経営コンサルタントから芸術的資質の成功者として褒めちぎられていたようだ。それが、今はもう削除された経営コンサルタントのブログに書かれていたそうだ。


この経営コンサルタントのサイトを眺めてみて少し思ったのは、ドラッカーを読んでいない可能性が高い、ということだ。


ドラッカーは20世紀の哲人であり、もう古い、という人もいるが、18歳から彼の書を読み続け、それを実践し高純度SiCの事業をゴム会社で立ち上げている。


今回の観光船の会社の社長ほど短期間に事業を軌道に乗せたわけではないが、30年以上ゴム会社で高純度SiCの事業は継続し、2018年に愛知県のセラミックス会社へ事業が売却された。


遭難事故のような事件を起こさず無難に事業を継続できたのはドラッカーの書に従っただけである。ただし、それに従ったために転職しているが、その判断で事業が継続されたと思っている。


現在の会社も一度コロナ禍前に黒字になりかけたが、中国の事業がコロナ禍ですべてダメになり、今また再構築の最中だが、ドラッカーを読み返しながら倒産せずに何とか頑張っている。

カテゴリー : 一般

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