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2022.06/19 ドラッカーの問題解決法

ドラッカーは、「正しい問題」を見つけるだけで「問題解決の80%が完了した」と述べ、実際に問題解決するプロセスについて詳しく説明していない。


ただし、「問題の中には、何もしない解決という方法もある」と、問題をあえて放置する姿勢まで問題解決の一手法として紹介している。


彼は、「正しい問題を見出すことが、時に大変難しい作業になる」という。そして、「優秀な人が間違った問題を正しく解いて得られた結果にどのような意味があるのか」と、問うている。


痛烈なのは、これを優秀な人が、しばしば成果をあげられない原因としていることだ。間違った問題の正しい答えぐらい空しいものは無い。


それでは、正しい問題とは何か。ドラッカーは、問題の定義として「あるべき姿」と「現状」の乖離が、「問題」の定義であると述べている。


そして「あるべき姿」を具体的に記述する努力が重要で、「あるべき姿」を曖昧にすると、問題がぼやけて正しい問題が見えない時がある、と指摘している。


弊社では、彼の「問題の定義」に従い、問題解決について残りの20%に当たる解決法についてシステムシンキングを取り入れ独自の戦略図と戦術図を書き上げる方法を指導している。


問題解決法については、演習も含めると2日間のコースとなるが、コーチング等周辺の説明を省き、解決法のポイントだけを3時間にまとめたセミナーを用意していますのでお問い合わせください。

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