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2024.02/25 問題を解く

実務では日々問題解決を仕事としている。もし日々の実務が定型業務ばかりの人は、給与が上がらないはずである。今時定型業務だけの人に高給を支払う企業があったならすごいことだと思う。


問題解決を日々行うためには、問題を設定しなければいけない。すなわち、ドラッカーの名言「何が問題か」、「それが事業の何になるのか」日々問いながら仕事をしなければいけない。


実はこれが問題を解くよりも大変なことだと理解しているだろうか。ドラッカーは「正しい問題」を見いだせれば、問題解決の80%は解決できた、と述べている。


そのくらい正しい問題を設定することが難しいのである。正しい問題を設定したところ、自分がこの会社を辞めた方が良い、という結論になる場合もあるかもしれない。


人材の流動化が日本は乏しいので、とよく言われる。バブル崩壊後の実務書の多くは会社にしがみつくことを奨励していた。会社にしがみつき、何も問題解決しない社員が増えた会社はどうなるか、考えていただきたい。


誰もが正しい問題を探しながら実務に取り組んだ時、企業は著しく成長するだろう、とドラッカーは述べている。「誰もが」ということが難しい、とドラッカーも承知していたのだろう。


さて、正しい問題を設定し、問題を解くときに科学的に解いて答えが出ればよいが、トランスサイエンスが叫ばれる時代には、科学的に解いてみても答えを出せない時がある。そのような時、弊社のセミナーの存在を思い出していただきたい。

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