2025.02/19 AIブーム
生成系AIのブームである。中国からも同形式のAIが登場したかと思えば、オープンAIからいくつか推論型の改良されたAIが登場している。
従来のAIに比較し、ハルシネーションを起こしにくいそうで、人間並みの推論をすると噂されているがこれは本当か?ヒューリスティックな推論はできそうだが、ヤマ勘は無理だろう。
今は第三次AIブームだそうだが、過去のAIブームは10年と続いていない。第一次AIブームは当方が高校生の頃で、多変量解析が日本では話題になっていた。これ等の潮流が合わさり、当方が大学を卒業するころには、日本で情報工学科設立のブームが起きている。
第一次AIブームの成果として推論と探索があり、有機合成化学者コーリーは逆合成に関する論文を発表している。当方はこの論文を大学4年の時に読み、シクラメンの香りでその成果を確認している。
コーリーの逆合成の総説が出たのは1980年末なので、当方の研究は最先端であり、アメリカ化学会誌に掲載されている。これは当方の技術者としての最初の成果である。
それでは、第三次AIブームはいつから始まったのかというと、驚くべきことに20年前のAKB48デビューの頃である。このころ、Pythonがver3にバージョンアップされるというのでPythonブームも同時に起きている。
そして機械学習のモジュールも公開されて画像認識を手軽にできるパーセプトロンのライブラリーも発表されている。AI美空ひばりはその後登場しているのでPythonの力おそるべし。
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