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2025.05/18 黒字でもリストラ

最近黒字でもリストラする企業があり、話題となっている。赤字になってからリストラするよりも企業経営として健全な気がしているが、世間の見方はニュースになるくらいに奇異に見えるようだ。


どこの企業でも構造改革は避けられない。ドラッカーは30年ごとに自社の定義を見直せ、と言っていたが、DXの進展やトランプ関税などの動きを見れば、時代の大変革期であることは間違いない。


すでに、中国とアメリカの2大経済圏に二極化するという見方がある。本当にそうなるかどうか、当方は知らないが、一方で中国を出て自由主義経済圏で事業を始める中国人が増えているそうだ。


ところで、黒字でリストラを行うメリットは、企業に余裕のある状態なので従業員と話し合いを進めながらリストラを行うことができる。


ゴム会社では、かつて黒字状態でスタッフ職中心にリストラを進めたが、リストラ対象になられた方に状況をお伺いしたら、給与を頂きながら人生を考えることができるのでありがたい、と言われていた。


新聞では、追い出し部屋として問題視してニュースとなっていた。それからしばらくして、アメリカの企業買収が起き、FD事件も起きて、当方は転職するのだが、当方の転職前に当方が指導社員をしていた新入社員が突然転職している。


FD事件が起きている最中で、当方の実験台に不審な状態でナイフが置かれたりしていた頃であり、新入社員は、怖いですね、と言っていた。これがリストラと関係していた事件なのか知らないが、事件そのものは隠蔽化された。


黒字状態におけるリストラ人員削減が良いか悪いか、という議論よりも、リストラの起きている企業の職場環境にも注目すべきだろう。構造改革は従業員への配慮が無いと、とんでもない事件がおきるので注意していただきたい。詳細はご相談ください。

カテゴリー : 一般

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