2025.06/23 フィルムの電気特性評価
帯電防止されたフィルムや半導体フィルムの電気特性評価にハイレスタを使われている人は多いだろうと思う。
40年ほど前に開発されたハイレスタは、高抵抗フィルムの体積固有抵抗や表面比抵抗の測定などの工程管理用に普及しているので、研究開発でも利用されている人もいるかもしれない。
工程管理用の使用であれば大きな問題とはならないが、研究開発用にハイレスタを使用すると少し問題が起きる場合がある。すなわち、測定不能だったり、測定中の変化が見えなかったりする不具合である。
研究開発において、フィルムの電気特性評価を直流で行おうとしたときに、使用可能な装置は、現在2機種しかない。詳細は問い合わせていただきたいが、その2機種の価格差はほぼ二倍あり、これまた悩むことになる。
AClassベンツとオーラとの価格差は、ブランドの差が大きいように思う。試乗してみるとベンツよりもオーラの方がよかったりする。どうしてもブランドが気になる人はベンツを買えばよいが、快適なドライブに関心がある人ならば、安いオーラ4駆をお勧めする。
ところが、直流による電気特性評価装置では、その使用目的により、高価な装置でなければいけない場合もあったりする。大抵は安い方で十分で、ソフトウェアーも無料でついてくる。
40年以上前は定電圧発生装置と高感度アナログ電流計を購入し、特注で作成した電極の時定数など計測する面倒があったが、今はそれが便利になった。
直流による電気特性評価装置は、このように2択となるが、交流の場合には悩ましい。低周波領域であれば、昔は東洋テクニカソーラトロン一択だったが、最近は電池開発などが活発に行われるようになったせいか5社ほどある。
日産車を購入するときには、車種が少ないので分かり易いが、インピーダンス測定器は、トヨタ自動車のようで選ぶのに迷う。レクサスから選ぶよりもクラウンがよかったりする。車を買い替えるときに車種を検討する面倒が無い、という理由で30年日産車を乗り継いできた。
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