クリント・イーストウッド監督の表題の映画(2016年製作)が改めて話題になっている。「奇跡と呼ばないでほしい。日々の鍛錬が安全の精度を上げるわけで、奇跡と言われるとまぐれのような扱いになってしまう。プロは日々の精度を上げるしかない」という機長のセリフ部分が感動を呼び起こすと評価している書き込みがある。
ただ、この映画は実話と異なり、機長が乗客を危険に晒した、と評議会から追及されて、と話が展開している。シミュレーションでは十分に空港に戻れたのに、ハドソン川へ不時着したのは誤った判断というストーリーである。
この話の流れに対して、映画が公開された時に、実際の評議会メンバーからクレームがついて、というニュースも過去にあった。あまり書くと映画のネタバレになるのでこれ以上書かないが、しぶい俳優としてクリント・イーストウッドのTV番組をご存知の方は、是非見ていただきたい。
彼の力作として見ると、この映画の言いたいことが、計算で出てくる答えがいつも正しいわけでなく、ベテランの判断が最適解を導き出す点にあると気がつく。監督自身が演じてきた役もそのような役が多い。ダーティー・ハリーなどはまさにそのような物語の典型である。
当方は80を過ぎてもこのような映画製作ができたことにもっとも驚いている。すなわち、まだ10年当方も頑張ることが可能と元気をもらった映画である。
年初の羽田の事故で乗客全員が助かったのは、奇跡ではなくJALのクルーの研鑽の成果だろう。しかし、飛行機の燃焼の様子は、飛行機の難燃化について、特許を数件書けそうな情報を残した。R&D支援センターのセミナーでは難燃化技術設計で使用したPythonプログラムを配布します。
約50年の実績あるデータサイエンスのスキルを若い技術者に伝授いたします。今月24日のセミナー(Pythonで理解するタグチメソッド【LIVE配信】 | セミナーのことならR&D支援センター (rdsc.co.jp))を弊社へ申し込まれた方には、当方の著書「ポリマー混練り活用ハンドブック」を差し上げます。
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羽田の航空機事故で高分子の難燃化技術に対する関心が高まっていることを鑑み、2月6日、13日、20日に表題のWEBセミナーを開催します。なお、内容は2022年4月1日にプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律が施行されましたので、再資源化事例を取り入れて解説いたします。
聴講費は1万円/1名で、オンライン相談2時間サービス付きは3万円/1名です。なおオンライン相談の日程につきましては、WEBセミナー後の日時からご希望の日程を指定して頂き、別途対応させて頂きます。
1.タイトル:高分子材料の難燃化技術の基礎と最近の動向
2.受講対象
1.高分子材料を応用した製品に関わる技術者及び品質管理担当者
2.製品組み立てメーカーの技術者、再生材事業者
3.費用
テキスト代込参加費用:1万円(税込)
別途質問枠オプション付:3万円(税込)
4.開催日と時間
2月6日、13日、20日のいずれかご希望日を申込時に記入ください。
時間は10:00-16:00でお昼休憩として12時から13時まで1時間
5.内容
1.火災と高分子
1.1 高分子の難燃化技術研究の歴史
1.2 事例:フェノール樹脂の難燃性
1.3 高分子の耐熱性と難燃性
2.難燃性の評価試験法
2.1 高分子材料の用途と評価試験法
2.2 極限酸素指数法
2.3 UL94 評価試験法
2.4 その他の評価試験法
3.高分子の難燃化手法
3.1 高分子の難燃化メカニズム
3.2 ドリップ型難燃化手法
3.2.1 再生 PET 樹脂射出成形体
3.3 炭化促進型難燃化手法
3.3.1 ホスファゼン変性ポリウレタン
3.3.2 ホウ酸エステル変性ポリウレタン
3.4 難燃化手法とプロセシング
4.難燃化技術とデータサイエンス
4.1 データサイエンス概説
4.2 タグチメソッド概説
4.3 難燃性コンパウンドの工程問題
解決事例
5.難燃化技術と環境問題
5.1 環境問題の変遷概論(3Rから4R へ)
5.2 各種法規制と難燃化技術
5.3 難燃性半導体ベルトの LCA
6.難燃化技術の特許出願動向
お申込みを希望される方は下記フォーム、または、info@kensyu323.comまでご連絡ください。
オンライン相談2時間サービス付きコースをご希望の場合は、お手数ですがサービスプラン希望と併記して頂きますようお願い申し上げます。
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40年以上前に起きたセラミックスフィーバーの時に、ゴム会社の研究所では数千万円かけて調査を行ってそこから何も生み出せなかった。
当方はその時に高分子から高純度SiCを製造し、半導体治工具事業を提案している。ところがこの提案は、何度もボツになって、最終的に無機材質研究所で実験を行い、そこから基本特許を出願して初めて会社が動き出している。
この無機材質研究所における実験にしても、「あなたが推進したい新規事業は何か」という留学中に受けた昇進試験の問題に提案していた企画内容を解答し、0点をつけられてその機会が生まれている。
人事部から無機材研所長室に昇進試験の結果が届き、所長から1週間だけチャンスをあげるから、昇進試験の内容を実験して見なさい、と言われ、実験を4日間行い、研究として完成(当方の学位論文の半分はこの時の不眠不休の研究である。)させている。
スタップ細胞と同様の騒動でも起きそうなできごとであったが、無機材研所長は賢明な方であり、粛々と調整を進めてくださって、ブリヂストンで新事業として立ち上げることができた。
そして住友金属工業とのJVとして事業の形になり30年ブリヂストンで事業が続いた後、コロナ禍直前に愛知県のセラミックス会社へ技術移管され、今でも事業として続いている。
お金をかけたから良い企画ができるわけではないのだ。時代を読み、未来のあるべき姿を描いて初めて企画の方向が定まる。詳細は弊社へ問い合わせていただきたい。新事業の企画ノウハウを伝授いたします。
(注)ブリヂストンの研究所は大変優秀な人が揃っており、科学的に完璧な仕事を求めていた。SiCの半導体特性は発見されたばかりで、パワー半導体について夢の夢として否定された。そもそも高分子から高純度SiCができるのは当たり前だが、経済的な前駆体など不可能、といわれた。安価なフェノール樹脂とポリエチルシリケートとのポリマーアロイを提案していたのだが、フローリー・ハギンズの理論をもとに否定された。アホとまで言われている。しかし、リアクティブブレンドで再現よく安定に安価なSiC前駆体合成技術の可能性があったので、企画として提案し続けた。非科学的企画とブリヂストンで否定されたが、無機材研所長は夢のある企画として1週間だけチャレンジしてみなさいとなった。このようなMOTが40年前から求められている。
情報化時代に、誰も知らない年商10億円以上の事業に関する情報を探すことができる、と考える矛盾に誰も気がつかない。有名な大学に高い金を支払えば、独占的情報を得られると誤解している。輝かしいキャリアの人物が言うことならば、何でも正しいと信じてしまう。他力本願では質の良い情報が得られない。失敗のリスクがあっても可能性があればチャレンジして初めて独創の種が得られる。いつの時代でも独創の新技術を生み出すコツの一つである。
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下記セミナーを弊社へお申し込みの方へ、「ポリマー混練り活用ハンドブック」を差し上げます。是非ご検討ください。
1.R&Dサポートセンター主催(1月24日)
「Pythonで理解するタグチメソッド」(WEBセミナー)
Pythonで理解するタグチメソッド【LIVE配信】 | セミナーのことならR&D支援センター (rdsc.co.jp)
2.ゴムタイムズ社主催(1月25日)
「ゴム・プラスチックス混練技術の基礎から応用まで」(WEBセミナー)
ゴム・プラスチック混練技術の基礎から応用まで
お申込みの場合は、下記フォームよりセミナータイトルを記載の上送信してください。
または、こちらまでご連絡ください。
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元日の地震について全容が未だに把握されていない。連日死傷者や行方不明者の人数が変わる。今回の地震で通信網や交通網が破壊され、調査が遅延しているためである。
未だ空からの調査しかできていない地域があるという。空からの調査だけでは、被災者の詳しい情報などつかめない。発生から124時間で老人が救出されたとのニュースには思わずほっとしたが、倒壊した家屋を直接探索しなければ被害状況の正確な把握はできないだろう。
さて、そのような心配をしたときにすぐに土木関係の戦力が大阪万博の準備に充てられていることに気がつく。これから迅速な復旧をしようとしたときに、万博の工事に投入されている戦力が必要になってくる。
経済効果の高さが盛んに年末報じられていたが、建設準備が遅れているという。それならば、思い切って万博を延期したらどうか。東京オリンピックでも延期したのである。
ここで、地震は日本だけの事情と捉える人は、グローバル化の進んだ現代の自然災害の認識についてあるべき姿を考えていただきたい。
現代は、地球上のどこかで発生した自然災害を世界中で痛みとして捉えなければいけない時代である。大阪万博を1年延期することは、出展国の理解が得られると思う。
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数学の教科書ではあまりひどいものを見かけないが、専門書では形式知を丁寧に扱っていない乱暴な書籍がある。また、科学評論家の書いた書物における形式知になるともっとレベルが下がる。
引用先も書いてない。あたかも自分の見解のように書いている場合もあり、びっくりする時がある。有名な形式知については、その発明者なり発見者の名前なり引用先を書くべきである。
実務に近い経験知ならば、それなりの表現をして形式知との区別をすべきである。経験知を形式知のように、あるいは形式知と経験知を混ぜて論理展開してはいけない。そのようにしたい場合には、経験知が入っている不確かさを書くべきである。
ある大学の先生が書かれた再生材の論文で大きな誤りを見つけた。学術誌ではないのでそのまま掲載され、インターネットに公開されている。
内容は、高分子再生材を二軸混練機で混練すると物性が劣化した成形体が得られるが、ある装置を二軸混練機の先に取り付けて混練すると物性が回復するという内容である。
この件について、引用先も先生の名前も書かないのは、当方の教科書を読まずに書いた論文であることが明白で、大学の先生としてあまりにも恥ずかしいことだからである。当方がゴムタイムズ社から出版させていただいた混練の教科書を読めばこの論文の問題点に気がつく。
国からの研究費も頂いて進められた研究だが、不勉強のまま論文を書いたらしい。再生材関係の研究をされている方は、当方のセミナーを受講するなり、あるいは当方の著書で勉強するなりしていただきたい。
また、納税者としてこのような不勉強な先生に大事な税金を投入しないでいただきたい、と願っている。ちなみに、「ある装置」とは当方の開発したカオス混合装置の変形品である。
早い話が他人の技術のパクリの論文と誤解するが、その内容を読むとパクリではなく不勉強な世間知らずの大学の先生の自己満足な論文と気がつく。
数年前、高分子学会から招待されて1時間当方は講演をしているので、高分子学会員ならばご存知の技術のはずだ。
かつて、学位を出すからと言ってきた有名大学の先生が、学位論文のために当方が用意していた研究のまとめから、当方の許可を得ず勝手に論文を出している。
この経験に比べれば軽微な被害である。ちなみに、その大学からは奨学金の提供まで要求されたので丁重に交流をお断りし、中部大学で学位審査していただいた。30年以上前のくだらない体験まで思い出した。
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表題に関して日刊工業新聞主催のWEBセミナーが1月に開催されます。弊社にお申込みいただければ割引サービス(2000円)いたしますのでお問い合わせください。割引ではなく、混練技術に関する「ポリマー混練り活用ハンドブック」をサービスで提供することも可能です。割引か混練の著書、ご希望を弊社へお知らせください。
https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/6917
高分子材料の破壊につきましては、セラミックスや金属と異なりトランスサイエンスであり、他の材料では行われている非破壊検査も困難な状況です。寿命予測も含め品質管理ノウハウをセミナーでは講義いたします。
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今回の羽田の事故機エアバスA350は、カーボンファイバーの複合素材で作られているそうだ。商用機として今回が初めての火災、との情報もある。驚いたのは、消火活動に関わらず丸焼けになってしまったことだ。
着陸から18分で全員避難できているが、20分後には機内に炎や煙が充満していた。また、最初の避難口が開くまでに着陸から5分以上かかっているが、これは安全確認のために必要な時間だったそうだ。
専門家の説明によれば、カーボンファイバー製の商用機として、客室に火の廻るのが遅く、設計が成功していたそうである。
家屋の火災を幾つか見てきた経験からすると、飛行機ならばもう少し火災に対する対策の工夫が必要、と今回の事故を見て思った。すなわち、火災に対する設計品質をまだ高められる余地がある(補足)。
但し、炎の様子から今回1000℃前後(カーボンファイバーの燃え方や炎の色から800℃をはるかに超えていた。)まで温度の上がったところがありそうで、恐らく金属でも耐えられなかった可能性がある。しかし、金属ならば消火活動におけるあのような燃焼の仕方をしなかったはずである。
日本家屋の耐火性については、数年に一度実際に家1件を燃やして研究を重ねてきた歴史がある。建築研究所の努力の賜物だが、航空機もそのような実験を行う必要が出てきたのではないか。
素材の改良には時間が必要だが、今回の事故で幾つかすぐに改善した方が良い点が見つかった。その一つは、事故で乗客スタッフ間の連絡ができなくなった点である。
少なくとも機長室とはワイヤレスフォンでつなぐべきではないか。今時断線で連絡ができませんでした、というのは時代遅れである。
次に内部から外部の状況確認に時間がかかっていたようで、公開された映像からも外部の安全確認の難しさを理解できた。これは、非常口にワイヤレスカメラを1基づつ搭載することで改善できるのではないだろうか。
外部の安全確認を携帯電話で確認できるようにするカイゼンは今ならコストはかからないはずである。おそらく機体を軽くするために樹脂材料が多数使用されるようになったと思われるが、樹脂材料の不燃化は困難であり、せいぜい燃焼速度を遅延させ、自己消火性にできる程度(注)である。
しかし、ハードウェアーで安全性を高めることはDXの進展でコストが下がったので、今回の事故を教訓に新たな技術をすぐに導入すべきである。
(補足)映像から材質と構造の組み合わせ特許を出願可能と思っています。関心のあるかたは問い合わせていただきたい。飛行機の専門家は十分な難燃性があった、とのコメントがほとんどであるが、信頼性あるいは安全性の観点では、改善の余地が残っていることを示唆する燃焼挙動だった。50年近く前に専門家の見解として十分な難燃性があると太鼓判の推された天井材が実火災で機能せず簡単に燃えてしまう事件が多発し、建築基準の見直しが行われ、入社配属されたばかりの当方はひどい目に遭った記憶を思い出した。
(注)今回の燃焼の様子を見ていると、随所にUL94-5Vb以上の素材が使用されていたように思われる。ゆえに客室への火の周りが20分以上かかり、安全が確保されていたのだろう。建築には建築用の、飛行機には飛行機用の難燃化基準が存在するが、今回の火災を見る限り、その基準の見直しが必要に感じている。例えば最近の耐火建築は、木造でも大変燃えにくくなっている。木造ではないがヘーベルハウスは耐火建築として優れている設計であり、飛行機もこのレベルを目指すべきではないか。
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知識労働者に今や必須の知識となったデータサイエンスは、とりわけ技術者の日々の活動に直接影響する。これは、データサイエンスを50年研究開発してきた経験からの結論である。
データサイエンスのスキルが身についておれば、義務教育から学んできた科学の視点とは異なる視点で現象を眺めることができる。その結果トランスサイエンスの現象に否定証明をするような愚を犯さない。
当方が高純度SiCの半導体治工具事業をゴム会社で立ち上げながらも転職しなければいけなくなったのは、電気粘性流体の耐久性問題に否定証明をしたグループがいたことが原因である。
これについては過去の活動報告に書いているので省略するが、当方はデータサイエンスのスキルにより一晩でこの否定証明をひっくり返している。データサイエンスのスキルはそのくらい強力である、というよりも、現象を異なる視点で見ることがいかに重要であるかを示している。
すなわち、科学の視点で見ると否定証明以外の方法は見えないが、データサイエンスの視点では、まず機能させるための視点を固定する。ゆえに否定証明など出てこないのである。
データサイエンスの視点では、機能のロバストをどのように上げるのか、その次には機能をどのように向上するのか、と考えてゆく。あくまで機能を動作させる視点で現象を眺める。
そのような視点を持つことができるのが、データサイエンスのスキルである。今やデータサイエンスはあらゆる分野の常識となったが、技術者の場合にはこのスキルが無ければ廃業となる時代である。
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今年の始まりは、地震と航空機事故で1年どうなるのか不安になるが、社会全体で幸福になる努力を続ければ、何とかなるのが個人の人生である。しかし、支持率の低い政府ではどうなるのかーー。
さて、航空機事故については乗客全員の命が助かった点について、世界中が驚いている。海上保安庁の飛行機については衝突時に爆発が認められるので、機長1名でも助かったのが奇跡である。
ジャンボ機から300名以上の乗客が避難を終えるのに18分だったのは日ごろの訓練の賜物だろう。また、事故でコクピットと最後尾のCAとの連絡が取れなくなっている状態で、最後尾からも避難できたのは適切な判断が働いている。
飛行機を利用されている方ならご存知だと思うが、満員の飛行機から降りるのにたいてい30分以上かかる。ひどい時には1時間以上かかった経験もある。それが3カ所の避難口から18分である。乗務員の統率が適切だったことが伺われる。
今回の事故で驚いたのは、機体の燃えやすさである。機内については、避難の始まりから終わりまでの18分間外傷としてやけどを負っている人(煙でのどをやけどした人は17人)がいないことから、それほど燃え広がっていなかったように思われる。
しかし、着陸からすぐの消火活動からの映像を見てみると、燃料タンク付近の客室内に火の手が回っていることを認めることができる。それでも乗客にやけどが無かったのは、シートや内装材の難燃性が効果を発揮したと思われる。
後部の窓に内部の火の手が見えたときには、乗客はすべて避難を終えていたのだろう。疑問に感じたのは、消防活動が行われていてもどんどん火が広がり、機体から火が吹き出したところ全部燃えてしまったことだ。
着陸機なので燃料が少なく爆発しなかったのに、機体が全部燃えてしまったことが不思議である。もう少し燃えにくい飛行機の設計ができないのだろうか。
今回の火災状況から、当初機体のほとんどが助かるのではないかと期待した。しかし、機体に火が広がり始めたとたんに燃え広がったのには驚いた。飛行場の消防車も増やす必要があるようだ。
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