アーレニウス式による加速試験の基礎とデータ解析方法、および失敗しないための知恵について3時間1万円WEBセミナーを開催しますので、ご希望の開催日候補を4種類ほど記入し、問い合わせてください。
事例や、弊社の公開しております解析ソフトウェアー(重回帰式)の使用法を分かり易く解説いたします。ラーソンミラー指数その他もご説明いたします。
3時間ですので演習はありませんが、例題を説明しますので、受講終了後弊社ソフトウェアーを使用してすぐに知識の確認をできます。
プラスチックやゴム、接着剤や化成品、医療薬品などの寿命予測を担当されるご予定の方や、担当しているが、学びなおしたい方に最適なテキスト(pdfで提供)付です。
ただし、3時間という短時間ですので、製造業の現状の課題とか周辺情報は含みません。アーレニウス式あるいはラーソンミラー指数法の解説だけです。ただし、これらを用いるときの注意点については当方の著書以上に詳しく説明します。
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帯電現象はトランスサイエンスのテーマの一つである。金属の帯電現象について科学的に解析されているだけで、その他の誘電材料については、科学で完璧に説明がなされていない。
かつて電気粘性流体用の粉末について、傾斜機能粉体や微粒子分散型粉体、コンデンサー分散型粉体を合成したところ、いずれも安定で高い電気粘性効果を示した。
ところが、それから会議前になるとFDを壊されるような嫌がらせを受けることになる。科学的ではない、と怒っていた人が犯人であったが、電気粘性流体は帯電現象を利用した機能性流体であり、科学で完璧に理解し材料設計することは不可能である。
このような問題では、経験知と暗黙知を総動員して解くことになる。そのためには正しく現象をとらえ、ヒューリスティックに解を求めて、まずモノを作り、それを評価する作業が重要になってくる。
一日コースのセミナーではこのあたりまで説明しているが、本3時間セミナーではフィルムの帯電防止技術を中心に帯電現象の評価技術と材料設計技術、それらをサポートするシミュレーションを中心に講義を行う。
他のセミナー同様に受講希望者は弊社へ問い合わせていただきたい。1名10000円であるが、開催日は、受講者の希望に沿い行う。企業で研修を希望される方は別途お見積りをさせていただきます。
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高分子の成形体を扱う事業者でブリードアウトにより引き起こされる品質問題に悩んでいる事業者は多いのではないか。3時間WEBセミナーでは高分子材料の基礎事項も取り扱い、この品質問題の解決についてアイデアを提案する。
高分子材料の物理現象を理解するための基礎事項についても解説するので専門外の技術者でも理解できる内容である。ただし、3時間という短時間で解説するので事例は体験談だけの紹介となる。
ブリードアウトについて科学では拡散現象として説明されるが、市場で引き起こされる品質問題は、この科学の説明で理解できない場合がほとんどである。科学で対応できるならば問題を解消できるのだが市場問題の解決に経験知は欠かせない。
本セミナーについても他のセミナー同様、受講希望者の受講希望に沿って開催予定ですので、希望候補日を3日以上記入し申し込んでいただきたい。企業単位でご希望があれば出張セミナーにも対応いたします。なお個人で受講の場合、1名10000円である。
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高分子のプロセシング技術の中で難解な混練技術に焦点を当て、半導体無端ベルト開発で展開した公知の形式知とゴム会社で新入社員時代に取得した経験知、当方が学会発表した内容を中心にした3時間セミナー。
カオス混合プロセスの立ち上げから押出成形まで立ち上げた経験知は、コンパウンド製造から成形体製造までの一連の技術では科学で未解明の現象を包含しております。
実務で混練技術を担当している技術者だけでなく、組立メーカーでコンパウンドメーカーの解説に四苦八苦されている技術者など高分子材料を実務で扱っている担当者に役立つ内容である。
難燃化技術セミナー同様に2日間コースや1日コースなど準備可能で、企業への出前セミナーも可能です。受講者の希望に応じ内容を構成することもできます。ご相談ください。
本セミナーでは、混練技術を単に分散技術としてとらえた分散混合と分配混合の視点ではなく、二軸混練機による高分子変性技術としてとらえた内容で構成しております。
ゆえに市販の教科書で学べない情報も解説しております。また、本セミナーの受講者にはご希望に応じ本セミナーに関係した当方の著書を送料税込み4000円で提供可能です。
受講希望の方は、弊社へお問い合わせください。3時間コースであれば一人でも開講いたします。また、企業の研修でご利用される場合には、別途お見積りをいたします。
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ゴム会社の合成技術研究室最後のテーマである。当方の3年間に開発した世界初のホスファゼン変性ポリウレタン発泡体や燃焼時の熱でガラスを生成する難燃化技術、高純度SiCの前駆体合成につながったフェノール樹脂発泡体製造技術の体験をもとに「科学」をベースとした「技術」を中心にまとめている。
この一部は、高純度SiCの生成機構を扱った学位論文に掲載されている。また、当時の建築研究所との共同研究で公開された内容もセミナーに含まれている。高分子の難燃化研究が盛んだった1980年前後の研究を中心に構成しているが、最近の研究成果も含んでいる。
タグチメソッドによる難燃化技術開発事例は3時間コースで含まれていないので、一日コースあるいは2日間コースを問い合わせていただきたい。個人指導コースのご希望にもお答えします。また、企業へセミナーの出前も可能です。
高分子の難燃化技術について、溶融型と炭化型の2種の手法について3時間で解説する。難燃化技術の背景、特許動向等省略するが、技術の勘所について把握できるようにまとめている。
また、これまで学会等から依頼された総説をサービスとして1部電子データとして添付するので難燃化技術を手っ取り早く学びたい人には最適である。
ただし最初に書きましたようにタグチメソッド等の開発の実務で有用な考え方を一部含まないので、実務で難燃材料技術開発を担当されている方は、別途ご相談ください。1日あるいは2日間コースのご提案をさせていただきます。
2日間コースでは、質問時間を長時間とることも、あるいはプライベートなセミナーとすることも可能です。1日コースでは、特別オプションとしてサービスいたします。
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新しい試みとして、3時間WEBセミナーを6月と7月受講者の希望日に希望内容で開催いたします。これまで弊社が外部セミナー企業の依頼で講演してきました内容を下記にまとめましたので、ご希望の受講日を3候補及びセミナー内容希望をご連絡ください。受講料は1名3時間1万円を基準としますが、企業等で多数受講される場合にはご相談ください。別途お見積りをさせていただきます。また、WEBセミナー以外に対面セミナーも可能ですが、別途出張に伴う交通費が必要です。
1.実務全般
(1)ドラッカーベースの問題解決法
ヒューリスティックな解決、アイデア創出法なども含まれます。希望内容に合わせ講演内容を構成可能です。
(2)コーチングによる問題解決
(3)統計手法、重回帰分析、主成分分析
(4)環境問題の動向
2.技術開発
(1)データサイエンス
タグチメソッドから多変量解析、データ駆動の実験法まで、事例による手法の紹介。
タグチメソッドに関しては、習得を目標とした複数回の講義や実例をベースにしたご指導も可能です。
(2)高分子の難燃化技術
(3)高分子のプロセシング技術
混練技術を中心に講義内容を構成します。
(4)高分子材料の耐久性、劣化寿命予測等
(5)信頼性工学
(6)界面活性剤の科学
(7)セラミックスのプロセシング技術
(8)高分子からセラミックスまで熱膨張
(9)高分子からセラミックスまで熱伝導率
(10)高分子からセラミックスまで熱重量分析
(11)高分子材料のブリードアウト現象
(12)シリコーンの科学と技術シリコーンゴムの入門から応用まで
(13)フィラーの表面処理
(14)パーコレーションの科学
(15)高分子材料の帯電防止技術
(16)フィルム成膜技術とその表面処理技術
以上
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無機材料の相分離には、例えばガラスからの結晶成長で観察されるように核生成から始まる場合と明確な核が観察されない相分離が存在する。
この体系が高分子科学に用いられ、ブレンドされた高分子の相分離は核を伴わないのでスピノーダル分解で進行すると説明されている。
この高分子の相分離において、海島構造以外に興味深い構造に興味がもたれ、10年ほど前から粘弾性相分離という言葉が生まれている。
言葉が生まれている、と書いているのは、まだ一般の教科書に登場していないからだ。この粘弾性相分離は、緩和速度の速い分子と緩和速度の遅い高分子の間で特異な構造形成が行われる、と説明されている。
緩和速度の速い分子とは低分子であるが、スミノーダル分解で進行する場合も粘弾性相分離で進行する場合にも、そこでは拡散現象が生じていることを忘れてはいけない。
高分子の運動で土井先生らの提唱されたレピュテーション運動というのがあるが、これが高分子の拡散現象とどのように関係づけられているのか、まだわかっていないと思う。
なぜわかっていないと述べているのかというと、スピノーダル分解にしろ粘弾性相分離にしろその過程においてレピュテーション運動が重要な役割を果たしているように思われるからだ。
科学の世界で困るのは、現象で未解明な機能が働いているにもかかわらず、それをブラックボックスのまま新説が登場(注)することである。
当方が学生の時にたった一言フローリー・ハギンズ理論が出てきたが、それがテストで得点の2割も占める問題として出題された。
重要な理論と判断されてのことかもしれないが50年近く経ってもχの中身がブラックボックスのままだ。
自由エネルギーであるらしいことはわかっているのだが、50年経っても解明されていないような問題を学生のテストに2割の得点を占める問題として出すのは、単位を出さない、と言っているようなものでアカハラに近い。
そもそも出題した先生だって十分な理解ができていなかった問題と思われるので、せいぜい1-2点程度の問題だと思う。単位取得で得点差の大きな相分離を期待するような配点は学生イジメかもしれない。.
もしそのような問題が出たときには弊社へご相談ください。学問の新しい流れに注意を払っている弊社も一緒に勉強させていただきます。
(注)技術では、未解明の機能でもそのロバストが確保されれば、新技術を生み出すことができる。熟練技術者とは科学で未解明な機能でもそのロバスト確保をうまく行い、人類に役立てることができる技術者である。タグチメソッドの習得は、初心者でもそれを可能にするので弊社にご相談ください。貴社に適合した研修プログラムをご提案させていただきます。トランスサイエンスが認識され、アカデミアの研究者さえ科学で未解明な機能を使って研究を進めている状態である。本来アカデミアとは真理を追究するのが使命なのだが。
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1975年に東北大矢島教授により、ジメチルポリシロキサンによるSiC繊維の発明がなされている。そしてこれがパイロットプラントで試作されたのが1978年である。
その3年後の1981年にゴム会社で、フェノール樹脂とポリエチルシリケートとをリアクティブブレンドで均一なポリマーアロイとする技術(高純度SiCの前駆体技術)が開発されている。
この技術を実用化するために、当時セラミックスフィーバーを背景にゴム会社の研究所で高純度SiC事業化企画を提案したがボツとなった。
その後故服部社長がゴム会社のCIを進めるにあたり、「電池とメカトロニクス、ファインセラミックス」を3本の柱とする多角化戦略を発表され、50周年記念論文の募集があった。
この記念論文に高分子技術でファインセラミックス事業に進出するシナリオ(注)で応募したが佳作にも入らなかった。しかし、これがきっかけとなり、1983年4月に無機材質研究所へ留学している。
この年に昇進試験があり、「推進したい新事業についてA4用紙にまとめよ」という問題に、「高純度SiCの半導体治工具とウェハー事業」を解答として提出し落ちている。
しかし、この昇進試験に落ちた知らせが、1983年10月1日に無機材質研究所所長室にかかってきて、T所長の許可を得たI総合研究官から「1週間だけ自由に実験できる許可を与えるので、試験答案に書いた内容を実現してみなさい」とありがたい言葉を頂いた。
すでに前駆体技術を開発していたので、この時から4日後に高純度SiCの製造プロセスの元になる研究データを揃えることができた。初めての実験では真黄色のSiC粉体が得られ、無機材質研究所でちょっとした騒動になっている。
その後、この時合成された高純度SiCの粉体技術について服部社長から2億4千万円の先行投資とセラミックス研究所の建設が決定され、30年間ゴム会社で事業が続くことになる。
先日SP値に関するセミナーがあった。フェノール樹脂とポリエチルシリケートはSP値が大きく異なるがリアクティブブレンドにより、それを均一にブレンドすることができる。この体験談を解説した。当方の学位論文にもなっている技術であるが、その内容を講義するとなぜか気分が若返る。
ゴム会社で何度も却下された企画が事業として30年続き、今は愛知県にある(株)MARUWAで事業継承されている。
若い人に伝えたい。パワハラはじめ企業内環境は40年以上前に比べれば比較にならないぐらいよくなっている。他人のFDを壊して仕事を妨害したり陰湿ないじめなど少なくなった。
たとえ上司に否定されても事業の大きな夢があるならばそれを持ち続けてチャンスが生まれるまで我慢する胆力と日々の学びを行い強みを磨けば必ず夢を実現できる(夢を実現できてもひどい目に会うかもしれないが、夢を実現できた成功体験とそれにより広がる視界は、本当に努力しないと得られない。)。
本来のあるべき姿は、無機材質研究所で出会ったような人々が上司や同僚である組織だが、バブル崩壊後停滞した日本企業から噴き出した様々な問題や、昨今の各種ハラスメントを排除しようという社会動向から問題のある企業がまだ多いのだろう。
(注)SiCが半導体物質であることが研究段階だった時代で、高純度SiCを低価格で量産できる事業が大きなニーズとなっていた時代である。レーリー法でアチソン法によるSiCを高純度化する手法が知られていたが、何度も繰り返す必要があった。当方の考案した前駆体法は単位操作一回で高純度化できた。当時オール電化がブームとなっており、電気自動車やエンジンで発電しモーターで走るハイブリッド車が話題になっていた。ハイブリッド車についてはエネルギー保存則から、日産のePower方式では実用性が無いとされた時代である。そこでトヨタプリウスが「20世紀に間に合いました」と登場している。インバーターとして用いるパワー半導体のニーズが急激に高まった。Siウェファーでは冷却技術にコストがかかったので現在のSiCウェハーの低価格化が期待されていた。シナリオではエンジニアリングセラミックスとして半導体治工具事業を行い、ウェハー開発を行う壮大な話を展開しており、現実的ではないという理由で評価されなかったのだろう。バイオテクノロジーによる豚と牛の賭け合わせで作った量産性があり旨い肉やそれを食べながらマリンスポーツを行う論文が1席に選ばれている。セラミックスフィーバーと同時にバイオテクノロジーも注目が集まり始めた時代で、10年後には第一次藻類ブームが起きている。
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自動車のEV化のスピードが速くなった。自動車エンジンがモーターに変化するので事業が消えてしまう産業界は大変である。例えばエンジンマウントは1980年前後から大きく進化し、高級車には電子デバイス化された製品が搭載されている。
電気粘性流体封入マウントも研究されたがコストの問題で不採用となり、電気粘性流体そのものも事業として育っていない。
エンジンを支える部品が電子デバイスに進化した原因は、高速走行時とアイドリング時でエンジンから発生する振動周波数が異なるためで、ゴム単体ではその性能が不満足だったからである。
すなわち、エンジンをただ支える部品でもエンジンにデバイスとしてエンジンに合わせた設計が必要だった。動力がモーターに代わることで複雑な振動モードの問題が無くなり、これまでの高性能マウントは不要となった。
そのため早々と防振ゴム事業を売却した企業も現れた。ここで不思議に思うのは、エンジンマウントを設計できるだけの技術を有していたならそれを他の事業なりに発展できないのか、という疑問である。
また、EV車の開発は、現在のところ従来の自動車の概念で進められているが、コストダウンや機能の設計見直しで防振技術あるいは防振デバイスが重要になる可能性が考えられる。
自動車の機能として乗り心地は重要であり、自動車の足回りの設計は未だに高い技術が要求される。自動車エンジンが無くなることで自動車自身の発生する振動が無くなった、と思われているが、これは従来の設計においての現象である。
また、人間の欲求には限界が無く、現在の技術で作られたEVが普及した後、より乗り心地の良いEVを求める可能性が高い。現在はエンジン自動車が比較対象となっているが、すべての自動車がEV化されたときには、EVが比較になる。
動的商品において、音や振動を0とする技術は未完成である。40年前と違って未来技術を研究する組織を廃止した企業は多いが、再度自動車の未来を研究する組織を復活する必要がある。弊社にご相談ください。
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反応速度論では、速度論という学問の目標を明確に反応機構の推定が目的である、と説明している教科書がある。そこでは、衝突因子とアーレニウス式の関係を説明しつつ概念の拡張をする場合の注意を指摘している。
蛇足になるが、アーレニウス式による寿命予測に限らず高分子科学では、科学の厳密な形式知と呼べない知が形式知として扱われたりしている。
例えば結晶成長の速度論においてアブラミ式ですべてを説明していたり、フローリー・ハギンズ理論のχをはじめとした研究論文の中に、高分子材料のプロセシングを開発する技術者の自由な発想を妨げる記述がみられたりする。
アーレニウス式による寿命予測では、よりどころとなる速度論という学問のこのような問題だけでなく、その体系の類似性から式を展開して寿命予測法として使われている問題がある。
それが実際の製品寿命をうまく説明できた実績があったので、現在寿命予測法として広く使われるようになった。
ゆえにアーレニウス式で寿命予測を行う場合には、高分子材料あるいは製品の機能の劣化が予測式に従い進行しているのか市場で調査する活動が欠かせない。
市場における劣化進行速度が実験室で予想された速度式に従っていることが確認されて初めて寿命予測式を使用することができる。
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