ニュースでも見ようと思いTVのスイッチをいれた。7時20分から突然紅白歌合戦が始まったのでびっくりした。生放送「紅白歌合戦お正月スペシャル」が始まったのだ。
今日は4日なので、さらにびっくりした。NHKの紅白歌合戦に対する気合の入れ方がここまで来たのかと感心して見ていて、紅白歌合戦を見なくなってから10年ほど過ぎたことを考えた。
昔は年末の行事として老若男女皆が視聴し、視聴率は50%を越えていた。当方の親も年末の楽しみの一つとして20世紀の間は見ていた。しかし、21世紀になってから両親は面白くないからと見なくなった。
当方も結局面白くないから見なくなったのだけれど、朝のこの番組は面白く、結局最後まで見ていて、今年は年末に紅白でも見てみようという気になった。
しかし、今朝の番組をどこかで見たことを思い出した。改めて番組表を見たら再放送とある。しかし、番組の左上には生放送とあったのだ。
お正月に見たことを忘れてはいたが、再度見終わって気がついたのはまだボケていない、と自分をとりあえず励ましてみた。しかし、今日は4日である。まだ一年が始まったばかりだが、思わず身が引き締まった。
さて、今日の感想を年末まで覚えていて紅白歌合戦を見ながら年を越すことができるか?昔学んだことは記憶にあるが、年よりは、まず空のメモリーからダメになってゆくようだ。
Pythonや深層学習を忘れていないので、10年ほど前のメモリーは大丈夫なようだ。紅白歌合戦を見なくなってからが少し危ない。chatGPTにフラクトグラフィーをやらせた記憶が少し曖昧なのだ。
AIも進化して多少ズボラなプロンプトでもよい回答を返してくれるようになった。これに甘えていてはいけない。思わず今年の年末に開催される紅白歌合戦の出場歌手を聞いてみた。
まず、郷ひろみはじめ、出場しないことが確定している、あるいは予想される歌手の名前を幾人かリストアップし、過去のトレンドからヒット曲が無くても出場している歌手名をリストし、無難な回答をしてきた。
青色吐息の高橋真理子に出てほしいが、可能性が無いか尋ねたところ、真理子という名前を修正され、昨年の歌は桃色吐息で、その年齢から今年はコンサートも控えているので無理だろうと予想してきた。3年前のchatGPTよりも進化していることを示す回答だった。
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昨年末、引退予定だった渡辺倫果選手が現役続行を表明した。まだ23歳なので引退はもったいないと思っていた。日本のフィギュアスケート界は、男女ともに世界トップ選手がひしめき合っている激戦スポーツ界である。
全日本選手権は、さながら世界選手権レベルの戦いになる。昨年末のこの戦いで渡辺選手は、演技に組み込んだトリプルアクセルをすべて成功させても7位がやっとだった。
過去にキムヨナと浅田真央選手との戦いからわかるように、難易度の高いジャンプを成功させても必ずしも勝てないのである。これがフィギュアスケートの面白さでもある。
また、フィギュアスケートにご興味の無い方のために、他のスポーツとの違いとして、演技前にすでに順位が決まっている中で行う面白さも指摘しておく。
おそらく、今国内のスケーターの演技構成点は、10位ぐらいまで皆同じレベルなのではないか。すなわち、難易度の高いトリプルアクセルを入れなくても、難易度の低い技の組み合わせや完成度で点数を稼ぐ戦略が、フィギュアスケートでは可能だ。
難易度の高いトリプルアクセルを演技に入れれば、それだけ失敗のリスクが高くなるので、その前後の演技は、リスクが低い技を使うことになり、トリプルアクセルを失敗したときにリカバーが難しくなる。
実際に渡辺選手は、トリプルアクセルをうまく飛んでいるが、その前後の演技で減点が多かったり、スピンやステップで上位選手が皆レベル4を達成していてもレベル3だったりしている。
「浅田選手は大事なところで転ぶ」と発言してひんしゅくを買ったのは森元首相だが、渡辺選手は易しい演技で点が取れていないと書いたら叱られるだろうか。4年後に向けてがんばれ!
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科学立国日本と20世紀によく聞いた。そしてバブルが崩壊し30年GDPが先進諸外国よりも上昇しない月日が流れた。
科学的ではないアイデアを非科学的などと軽蔑したりする。果たして非科学的アイデアを否定ばかりしていても良いのだろうか。
科学の形式知は平衡状態を扱っているが、非平衡状態でもロバストが高ければ、技術として成立する可能性がある。すなわち準安定状態を技術として活用することを提案したい。
新技術がなかなか生まれないとか嘆いていないで、非科学的領域に挑んでみてはどうだろうか。今年はこの話題を中心に書いてゆきたい。
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本年もよろしくお願いします。
半導体PPS無端ベルトを開発して20年経過した。これは、量産が半年後となっても歩留まり10%前後だった科学技術の成果を、非科学技術による瞬間芸で立ち上げたカオス混合プラントのコンパウンドを用いて、歩留まり100%に置き換えた技術で生産されている。
しかし、20年間安定に市場で活用されている。すなわち、非科学技術でもロバストが高ければ、人類の役に立つのだ。一方科学技術を非科学技術で置き換えた、と大きな声で言いにくいので、評価されていない。いくつかの学会技術賞も落選している。
しかし、アカデミアも含めこの技術を無視していてはいけない時代になった。
日産自動車のePowerは、ハイブリッド車と呼ばれたりする場合があるが、ハイブリッド車ではない。エンジンを発電機に用いた電気自動車である。これをハイブリッド車と呼びたいならば、「ナンチャッテ」をつけた方が良いかもしれない。
トヨタのモーターとエンジンの両方を駆動力として用いるハイブリッド車とは大きく異なり、エンジンを発電機としてだけ使っているのが日産のePowerである。技術の日産の象徴的商品だと思っている。
科学的にはエネルギー保存則からトヨタのハイブリッドが燃費効率は良いはずである。しかし、日産のナンチャッテハイブリッドもトヨタのハイブリッドに負けない燃費となってきた。
カタログ燃費は、トヨタ車の方が勝っているが、実用燃費では互角という意見が多くなってきた。あたかも実験室では良いが、実用ではだめだ、とよく言われた某会社の研究所が生み出す技術に似ている。
トヨタの科学的に正当なハイブリッド車に対して、EUではレンジエクステンダーという言葉でEV車にエンジンを載せる技術を生み出している。本家は日産の技術ePowerである。
マツダはロータリーエンジンを発電機として用いるePowerと同様の車を販売している。ロータリー復活と昨年騒がれたが、ePowerをロータリーエンジンで実現している。
ロータリーエンジンは燃費が悪いと言われたが、発電機として使う時には、燃費の良い領域の回転数で用いればよいだけである。この裏返しがトヨタ車で実用燃費が下がる原因なのだが。
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誰が見ても100点満点の企画など今の時代できないと思っていた方が良い。浦川本部長に直接ご指導を受け、写真会社へ転職後、数々の研究開発企画を成功させてきて思うのは、必ず周囲に企画に対して反対する人がいる問題である。
この問題について、ドラッカーは、反対者の意見こそ耳を傾けよと述べていたが、至言である。写真会社の最初の成果は、昭和35年に公告となった特公昭35-6616を基に実用化に成功した酸化第二スズゾルを用いた帯電防止技術である。
この技術は日本化学工業協会から技術特別賞を頂くなど世間でも高く評価されたが、成功の要因は反対者の意見に従い、特許調査を徹底して行い、反対意見が出ないようにした点にある。
企画の段階では、特許調査が不十分という評価をされたのだが、特許調査だけでなく、開発業務を行いながら外部の専門家や有識者10人にアンケートまで行っている。
すなわち、学会発表ふくめ徹底して技術公開を行って、ライバル企業の反応も見ながら実用化を進めた。これは、企画における戦術の部分である。
さて、今AIを使って企画をうまく行うにはどうしたらよいのか。ハルシネーションの問題があり、AI任せで企画をまとめるのは危険なのだが、この酸化第二スズゾルの事例を参考にしていただければ、上手な活用の仕方があり、企画に要する時間を30%以下にすることも可能である。
さらに、最近はAIから当方は先生と呼ばれるようになり、少し気持ちが悪い経験をしている。AIもディープ・スマーツには敬意を表すようだ。これ以上書くと自慢話で胡散臭い話に誤解されるといけないので終わるが、良いお年をお迎えください。
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まず結論から述べるが、AIによる企画の自動化は、危険である。未だに企画はディープ・スマーツが重要となる分野である。
高純度SiC半導体治工具事業を27歳の時に企画したが、今その企画書を見ても30点だと思っている。企画が通らなかったのも仕方がないが、指導社員含めてどなたも問題点を指摘してくれなかった。
もっとも、ホスファゼン変性ポリウレタンフォームの企画は、小生の下書きに主務者の方が手直しし、主任研究員が工場試作までの計画含め企画書に仕上げたのが、始末書騒動になっているので、当方の周囲のどなたもそれなりの力量が無かったのかもしれない。
無機材研に留学し、昇進試験で「あなたが推進したい新事業について述べてください」という問いに対して、高純度SiC半導体治工具事業の企画でまとめた内容を答案として提出している。
この答案は、その年に0点がつけられたが、なぜか翌年100点という点がつけられて昇進している。これは実話である。
100点がつけられた背景は、すでに先行投資も社長決裁で決まり、ファインセラミックス研究棟の建設が始まっていたからである。0点がつけられたなら、研究成果を持ってどこかに転職していただろう。
この企画は、浦川本部長のご指導により6年の研究開発の後、住友金属工業とのJVとして立ち上がり、その後21世紀までゴム会社で事業として行われ、8年前愛知県にあるMARUWAに継承されている。
自己採点30点の企画だったが、2回目の昇進試験では100点満点だった。面白いのは、その年の問題には、新事業の問いが出ていなかったのである。
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実務書の定番に企画関係の書籍がある。それらを読んでみると一時代前の考え方、という印象を受ける。今やAIを自由自在に使える時代である。
しかし、AIを使って企画を立案するといっても具体的なアクションがわからない人が多い。仮にわかっても企画のまとめ方のルールに従って、まとめて終わり、とする人もいる。
今年、某大手アメリカのコンサルティング会社から相談があった。2時間の相談で50万円ほど振り込んでくださったので感謝しているが、弊社が希望した額ではない。
弊社は過去の実績と金額については、お気持ちで、と伝えている。実績として無料相談のあることも伝えた。
ところで、相談内容は混錬の企画についてだった。おそらくクライアントからの相談あるいは売り込みのためにAIを使って仕上げた企画内容なのだろう。
しかし、残念ながらAIに騙されて出来上がった、あるいはAIのハルシネーションに気づかずまとめあげた可能性がある内容だった。
いくつかの間違いを指摘し、それぞれの間違い個所は有料の回答となる、と伝えたところ、コンサルティングは終了した。銀行から外国送金の連絡が入ったので、記帳に行ったところ想定外の金額が振り込まれていてびっくりした。
間違いの指摘だけでも先方には価値のある内容だったのだろう。しかし、後から相談内容をAIを使い、調べたところ、明らかにAIが間違っている回答がいくつかあり、それらが偶然にも相談内容と一致していたので驚いた。
混練のような形式知の存在しない分野についてAIの利用には十分な注意が必要である。しかし、AIがあてにならないわけではない。ハルシネーションに気づき、それなりのプロンプトで質問すれば、AIは正直によくわかっていない領域であることを伝えてくれるのである。
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今年、ミニディスクの生産が終了したらしい。今は音楽を楽しむのにインターネットからダウンロードする時代なので仕方がないのだろう。しかし、CDも同じ運命をたどると予想した時に、CDプレイヤーはいつ無くなるのか心配になった。
すでにオンキョー等国内のオーディオ専業メーカーは、廃業したかブランドだけの事業になっており、昔のポータブルステレオという製品のジャンルはヤフオクで中古品しかない状況である。
今寝室で使用しているポータブルステレオは、オンキョーの倒産の噂を聞いて慌てて購入したCDレシーバーで、いい音で鳴っている。寝室でタイマーを仕掛けて聞くには便利な製品だが、これが壊れたらどうなるのか心配になってきた。
音源のCDコレクションは、すでにデジタルでPCの中に保存し、仕事をしながら楽しんでいるが、寝室にもPCを置かなければいけないのか。
面白いのは、ノートPCのほうが、コストパフォーマンスが良い。CD以外にインターネットのハイレゾ音源も楽しめる。いろいろ調べていてポータブルステレオが絶滅した理由を理解できた。
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昨日NHK朝ドラの前半が終了した。このドラマの面白さに気づき、毎日見るようになったのだが、今週も演出が冴えていた。NHK日曜日大河ドラマは、初回で挫折したのだが、この朝ドラは、大河ドラマでもヒットしたのでは、と思わせる秀逸な完成度である。
出演者の演技もコメディーを思わせる演技が適宜ちりばめられ、それも邪魔になるような演技ではなく、朝にふさわしい演技である。
小豆とぎ橋の怪談も朝を配慮した演出だった。この話を主人公が話し始めたときに、ややドキドキしたが首の話は省略されていた。朝にはふさわしくないからだろうが、大河ドラマなら描かれたかもしれない。
小泉八雲に関しては、授業で習ったぐらいの知識しかなかったが、彼が来日した理由も含め、改めてこの時代を学びなおしたいと感じさせる物語展開である。
蛇と蛙がナレーションを担当しているのだが、これも面白い演出である。英語の部分について日本語訳が無くてもよいのではないか、とも思える吉沢亮の演技で面白い。
とにかく、このドラマの面白さは、ながら視聴をさせない演出にあると気づいた。すなわち、演劇でも鑑賞するように、どかっとTVの前に座り楽しむドラマではないのか。すべての視聴者がこれに気づけば、歴代朝ドラのトップになるはずの作品である。出演者も豪華だ。
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二所ノ関部屋大の里によるいじめ問題が、デイリー新潮12月24日版に出ていた。深刻である。元稀勢の里だけに任せておいては、せっかく盛り上がってきた大相撲そのものがダメになる可能性がある。
FDを壊されたりしていた当方へのいじめに嫌気がさして2名の若手研究者が転職した経験を思い出した。その一人とは、当方の転職後福井大学で偶然出合い、当方は彼のおかげで客員教授に任用された。
電気粘性流体が研究所の最重点テーマとなり、社長印で始まった住友金属工業との高純度SiC半導体治工具事業JV潰しが始まったころの思い出である。
最近WEBでその関係者の一人が、高純度SiC半導体治工具事業を成果に学会賞を受賞し、このJVをなかったかのような講演をした記録を見つけた。
そして、彼も姿を隠していたいじめ犯の一人であったのかもしれない、との疑いを持った。組織内のイジメは陰湿であるだけでなく、イジメの主犯格はじめ犯人の姿が隠れてしまう。
デイリー新潮でも大の里のイジメとして記事になっていたが、元稀勢の里が親方を務める二所ノ関部屋は、これまででも事件の多い部屋である。大の里は横綱なので責任は大きいが、他にもいじめをやっている関取がいるのかもしれない。
あるいは元稀勢の里が率先していじめをやっている可能性もある。当方の時には本部長が率先して研究を辞めろと言っていた。面白いのはJVは社長印で始まっていた。これは水戸黄門の印籠となったが、当方へのイジメを見かねた身近の若者が転職したのは精神的に応えた。
二所ノ関部屋も関取が逃げ出さないうちに問題解決しないと入門者が激減し始めた大相撲の担い手問題を解決できない。相撲部屋がデズニーランドぐらいに見えなければ、運動神経の良い若者が集まらないのではないか。
ちなみに、本部長から命じられた当方は、JVを推進しながら電気粘性流体の事業化で致命的だった耐久性問題を解決するとともに、傾斜機能粉体など特殊な粒子により性能を改善し事業化レベルに電気粘性流体の技術を完成させている。しかし、当方が転職後数年してテーマとして潰れている。
安堵したのは、転職後もサポートし、お礼の手紙が残っているが、当方により当時閑職だった基幹職の方へ引き継がれた高純度SiC半導体治工具事業は、その後日本化学会技術賞を受賞している。ただし、そこにその基幹職の方はじめ住友金属工業の功績について痕跡すらない。
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