始末書を命じた上司はお亡くなりになったが、お葬式に参列し驚いたのは、当時の同僚含め職場関係の人が誰もいない閑散としたものだった。ゴム会社の関係者のお葬式については、葬儀の連絡を受けると参列するようにしているのだが、大抵はゴム会社の関係者で賑わっている。
この上司は、新入社員の当方が楽しく仕事をしていると、「趣味で仕事をするな」と叱責するようなワークとライフを分離する職場教育をされていた。当方はドラッカーの著書の8割ほどを読んでいたので、働く意味について、貢献と自己実現という考え方だった。
最近インターネットで、日本を代表する大学の女性研究者が、「やりがい詐欺」に警鐘を鳴らしている発言をされていることを知った。この脳科学者によると仕事にやりがいを感じるのは良くないのだそうだ。
当方のゴム会社の12年間は、貢献と自己実現の12年間であり、自ら仕事にやりがいを見出そうと努力していた。昨日書いた始末書騒動でもそれにやりがいを見出すためにオブジェクト指向の論文を読んで始末書の内容を考えていた。
子供の頃、バカなことは休み休み言え、とわがままな当方は父親から叱られて泣いていた。母親は、今言っていることを一緒に考えようと優しく慰めてくれたので、気づきと学びで成長できた。
この習慣があったので、始末書を命じられた時に、バカなことを命じられたと思い休み休み考えるため、ソフトウエア工学の論文を読み始めたのである。考えることは好きだった。
しかし、バカなことと分かっていても始末書の内容について喜びながら考えることができなかったので、そこに楽しさを見出そうとソフトウェア工学の論文を手にしたのである。ただ、それだけのきっかけだったが、沼にはまった。
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未明の3時から会議を開催したことがニュースになり騒動になっている。約50年前、数日会社に宿泊し、工場実験用のホスファゼンを合成して、難燃性ポリウレタンの工場試作に大成功した新入社員時代を思い出し、世の中の変化に驚いている。
この工場試作の大成功がその後始末書騒動となり、新入社員なら査定に響かないから、という理由で、始末書を書くように命じられている。てっきり会社に宿泊してホスファゼンを合成したことが問題になっているのかと勘違いした。
数日会社に宿泊し工場試作の準備をしたことを反省しますと書こうとしたら、それは書くな、と言われ、結局上司が満足できる始末書の内容になるまで、業務停止し、始末書の内容を数日考えていた。
始末書の内容を考えるために図書室に籠ったところ、図書室でソフトウェア工学の面白い論文を見つけた。オブジェクト指向の黎明期であり、アルゴリズムとデータをどのように扱うのかが問題となっていた時代である。
世界初のポリウレタンを開発せよと言われ、その工場試作に大成功したところ、始末書を書くことになったのも、難しい問題ならば、アルゴリズムとデータの扱いも難題だった。
図書室に籠り、オブジェクト指向と始末書の内容を考える地獄にはまった。ホスファゼン変性ポリウレタンについてオブジェクト指向で記述したところ、ホウ酸エステルとリン酸エステルの組み合わせ難燃剤の企画を思いついた。
結局始末書はこの新しい企画のシーズとしてホスファゼン変性ポリウレタンの工場試作が必要だった、という内容でまとめて騒動が終結している。これは今から考えると若さゆえの頭の柔軟さだと思っている。
今なら始末書を命じられた時点で辞表を提出している。約50年前、なぜこのように素直に始末書を考えて書こうとしていたのか、不思議に思うことがある。しかし、初心に戻って思い出してみると、働くことに純真で考え方が健全だったことに気がついた。
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高分子材料の信頼性を確保するために、オンライン測定あるいはインライン測定、アットライン測定、オフライン測定が行われているが、そのDX実装が進んでいる。
AIを使う技術が主流だが、このAI技術を難しくとらえている方が多い。そこで弊社ではその理解を促すために、基礎編にあたる本をアマゾンで出版しました。
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金属やファインセラミックスに比較し、高分子材料は信頼性が低い、と思っていた方が良い。セラミックスも信頼性が低い材料だが、強度部材の信頼性については非破壊検査で信頼性を上げることができる。
電子部品の材料において高分子材料は絶縁体としての実績があり、それなりの信頼性が備わっているように誤解されている。
構造材料としても電子材料としても高分子材料は信頼性が低いので、それを高めるように研究開発が行われるのが一般的であるが、公開される品質問題を見ていると、そのような配慮が行われなかった事例が多い。
どのような製品に応用する場合でも、高分子材料については最初に信頼性の問題をどのように対応するのか考えてから研究開発を行うと失敗は無い。
このような漠然とした話では分かりにくいかもしれない。もし、高分子材料の品質問題で悩まれている方は一度ご相談ください。信頼性の問題は、結構気がつきにくい。
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企業における人事評価制度は、企業の成長戦略において重要である。しかし、完璧な制度は無い、というのが現状だろう。
例えば、日本を代表したN社の現状を見れば明らかである。独自技術で魅力的な車を市場に供給している。ただ、経営陣の問題が商品の評判にも影響しているようである。
N社の状態は、現場の技術者たちが頑張っている企業の典型的な姿だろう。ただ、その技術者たちの力量も将来はーーーこれ以上書かないが、日本の問題をN社は象徴的に示しているのかもしれない。
弊社は、そんな日本で頑張っていこうと努力している技術者を応援するために、低価格なセミナーを提供しております。価格はわけあって出せないので、是非お問い合わせください。
さて、メジャーリーグのWSも終わり、活躍した選手たちの評価のニュースが報じられている。山本投手が日本人初のサイヤング賞受賞となるか、注目が集まっている。
ここで面白いのは、ドジャースを2連覇に導いたデーブ・ロバーツ監督が監督賞の候補にも挙がっていないことである。昨日、WSにおける戦力ではブルージェーズのほうが勝っていたのに、ドジャースが優勝したのである。
確かにシーズン通じてみると、薄氷を踏むような試合が多かった。特にリリーフ陣が崩れて逆転負けする試合が目に付いた。しかし、それでもWS2連覇である。それなりの力量のある監督と思われるが、メジャーリーグは面白い。
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今回のワールドシリーズが面白かったのは、戦力で勝っていたブルージェイズが、負けたことである。例えば、このシリーズに限って公開された数値を比較した以下を見ていただきたい。
ブルージェイズ:チーム打率 .261/出塁率 .341/長打率 .389
ドジャース:チーム打率 .201/出塁率 .296/長打率 .354
攻撃の強さという観点では、ブルージェイズがドジャースを圧倒しており、それが7戦戦って負けたのは、1発の威力と山本投手の存在が大きい。
すなわち、ワールドシリーズの勝敗はクライマックス場面での一打、救援の働き、守備や走塁、審判判定・幸運など複合要因で決まる。
今シリーズも、Dodgers は第7戦9回のロハスによる同点弾や延長でのスミスの決勝弾・リリーフの踏ん張り等“重要局面での着実なプレー”が勝敗を左右していた。
ゲレーロJrやカーク、ビシェットなど長打力と打率成績に優れた人材を揃えてもドジャースに勝てなかった要因として、山本投手の3勝という成績が示している。彼がMVPであることに間違いないのだが、それ以外にドジャースにはキケのような面白いプレイヤーがいたことが大きいように思う。
また、ポストシーズンすべての戦いで捕手を務めたスミスとか、今年引退を決めているロハスを打率が悪くても起用した監督の采配がうまく当たっていた。野球がチームプレイであることを思い知らされるWSだった。
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昨日のWSは、延長戦でドジャースが勝ったのだが、ブルージェーズとの差はどこから生まれたのか。7戦全部見ていて、また、選手のWSにおける個々の成績比較からブルージェーズが優勝していてもおかしくない戦いだった。
二回も延長戦があり、7戦までもつれ込んだので野球に興味が無くても見ていて面白い戦いだったろうと思う。特にドジャースの勝ち方は、毎回運のようなものがちらついていた。例えば、18回の延長戦に勝ったのは、フリーマンの一発である。
昨日も延長戦11回に出たスミスの1発で試合が決まっている。フリーマンやスミスはメジャーを代表するホームランバッターで、彼らのホームランは運ではないのだが、そのように感じさせる試合の流れだった(補足)。
そして、これは昨日の試合では、9回のロハスのホームランで同点になったところが影響していると思う。レギュラーシーズンでもホームランは一桁台のベテランでWSでは打率1割を切っていた。
打撃成績は悪かったが、ロバーツ監督はこのベテランを使い続けた。理由は、素手でダイレクトキャッチしダブルプレーを成立させるなど目立たないが守備の要所要所の彼のプレーが試合の流れを変えていたからである。このあたりのロバーツ監督のマネジメントが光る。
MVPは中0日で連投した山本投手だったが、これはレギュラーシーズンも含めて今年のドジャースはスネルやグラスノー、大谷含めた先発陣の働きが目立っていたので4勝のうち3勝した山本投手のMVPは妥当だが、ロハス含めたベテラン陣が常に試合の流れを決めていたように見えた。
選手起用はロバーツ監督のマネジメントによるが、そのマネジメントの結果を出すには、選手一人ひとりのセルフマネジメントが重要になってくる。
その象徴が二刀流大谷投手の昨日の精彩を欠いたプレーである。そして3回には3ランを被弾し降板している。ロバーツ監督に責任があるが、大谷選手は今後セルフマネジメントを徹底する必要がある。
不調なベテランがそれでも値千金のプレーをできるのは、運ではなくセルフマネジメントの結果だろう。盗塁数が今季激減したり、四球を選択する機会が多くなったりとそれなりのセルフマネジメントが垣間見られるが、二刀流を成功させるためにはもっと緻密なセルフマネジメントが必要だろうと思う。
(補足)9回裏2死満塁でクレメントがホームラン性の打球を左中間へ放った。これをヘルナンデスとパヘスが激突しながらキャッチし、延長戦となっている。おそらくこのシーンも歴史に残るシーンとなるのかもしれない。昔WSでウィリー・メッズが後ろ向きで激走し、大飛球をキャッチした伝説が残っており、ヘルナンデスとパヘスの激突はギャグとして残る可能性がある。ドジャースのプレーにはこのようなシーンが多く、これがチーム打率ではブルージェイスより劣っていたにもかかわらず、優勝できた原因かもしれない。野球は筋書きのないドラマとは名言である。
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メジャーリーグワールドシリーズ第6戦の最後にものすごいプレーが飛び出した。TV観戦していても、そのスーパープレーの迫力は伝わってきた。
ブルージェイズのバッターのバットが折れて詰まったあたりとなったボールをドジャースのキケ・ヘルナンデス選手が全速力でキャッチし、そのまま2塁へ投げたのだが、ワンバウンドして2塁手が後逸してもおかしくないのをミギー・ロハス選手は、倒れてキャッチしてWプレーとなった。
2塁走者はキケ・ヘルナンデスのミスを期待していたために、2塁へ戻るのが遅れた。この場面、一つ間違えば同点になっていた。
野球の面白さに、このような勝敗を左右するファインプレーがある。しかし、今回のファインプレーは、バットが折れたことに気がつかないと、その凄さを理解できないかもしれない。
単なる詰まったあたりではないのだ。だから2塁走者もミスを期待したのだが、ボールはうまくグラブの中に吸い込まれた。ゆえに、このプレーだけを見ていると運が良かっただけのファインプレーのようになってしまう。
グラスナウの投球とバットが折れるところまでしっかりと見て、キケ・ヘルナンデスのスーパーキャッチをみると、運ではないことがわかる。彼の技量でキャッチし投球しているのだ。
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再生樹脂で問題となるのは、様々な色で各種樹脂が混ざった廃材である。ケミカルリサイクルならばそれなりの技術で対応可能だが、コストが安い物理リサイクルでは、再生方法が問題となる。
これをある樹脂とのポリマーブレンドで黒色のPS並みの物性を持った再生樹脂としてリサイクル可能である。少し配合技術を工夫すれば、UL94-V2レベルの樹脂になる。
PS並みの物性で黒色ならば、自動車用の部品としてニーズがあるのではないか。ご興味のあるかたはお問い合わせください。ちょうど東京モーターショー(ジャパンモビリティーショー)がはじまった。
東京モーターショーは過去の名前で、2年前からはJMSに変わり、展示も自動車ショーではなく、いろいろなモビリティーが展示されている。ドローンタクシーまで展示されているので面白い。
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旧東京モーターショーが改称されて2023年からジャパンモビリティーショー(https://www.japan-mobility-show.com/)となった。国際的に東京モーターショーの位置づけが低くなったためだが、そのかわり家族で楽しめるようになった。
本日から一般公開となるが、是非家族で見に行かれることをお勧めする。東京モーターショーは、車好きの催しとなっていたが、JMS2023から若い人や子供が楽しめるイベントに変わった。
例えば、東京モーターショーには無かった体験型の展示が多い。自動車の製造工程の一部を体験できるコーナーや、新しい乗り物の試乗などJMS2023でなければ体験できない催しが多かった。
JMS2025は、JMS2023より少し規模が縮小されているが、これはJMS2023の規模が大きすぎた反省だろう。2年前プレス発表を見に行って結局2日間通うことになった。JMS2025は1日で見ることができる規模になったことがホームページから伺い知ることができる。
JMS2023もそうであったが、東京モーターショーのようにアメ車も含めて世界中から車の展示があるわけではない。トランプ大統領がアメ車が売れない問題を日本が悪いような言い方をしていたが、そもそもメーカーがもう日本をあきらめただけなのだ。
日本で売れているBMWやMINIは、しっかりと今年も参加している。またBYDなどは日本メーカーと同じくらいの気合が入った展示をしているという。
高校生以下は無料で11月9日まで開催されているので、休日に家族で遊びに行くとデズニーランドより楽しくて価格も安い。
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